鹿屋市東原町にて和型セメント瓦の部分葺き戻し・棟の積直し


 鹿屋市東原町にて和型セメント瓦の部分葺き戻し・棟の積直しを行った様子をご紹介いたします。
葺き戻しは既存の瓦を再利用し、下地(傷み具合によって垂木、合板や野地板、瓦座や広小舞などの細部)や下葺き材のルーフィングシート、瓦留めの桟木のみを交換する工法になります。
葺き戻し 和型 セメント
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 今回葺き戻し工事を行うO様邸の屋根です。切妻屋根で棟が十段積んであります。最近では耐震の関係やコスト面から一般住宅では中々見かけない高さではあります。しかし、棟は高ければ高いほど雨漏りしにくく屋根自体の安定が増すなど、メリットはもちろんあります。なにより、見た目の重厚感や威風堂々の佇まいが家全体を大きく見せ、圧巻です。
葺き戻し 和型 セメント
葺き戻し 和型 セメント
 棟をばらしていきます。大棟は中心の2m幅のみを積み直しますので一番下ののし瓦を外すために上は3m程からばらし始めます。のし瓦は雨水の浸透を防ぐため上下交互に積んであります。なので一段下を外す為に瓦一枚分余計に取らなければならず、一番下から逆算して一番上を取り始めます。
今回は葺き戻しのため棟も出来るだけ壊れないように外していきます。O様邸の棟はモルタルで積んでいるため瓦にがっちりとくっ付いていましたがそれも分離していかなければ積み直す時に綺麗にしっかりと積めなくなります。気の遠くなるような作業なんです。
葺き戻し 和型 セメント
葺き戻し 和型 セメント
 棟を取り除いたら桟瓦も外して下に降ろしていきます。O様邸では北面が棟をばらした個所から左右にばらしてない棟が乗った桟瓦を3段まで残して左右は降り棟から2列残して軒先までの40平米程と、南面は棟をばらした幅2mを軒先までの10平米程を剥ぐっていきます。
外した瓦は昇降機で下に降ろし、屋根下地を終えてからまた揚げていきます。


葺き戻しは一見既存の瓦を再利用するため新しい瓦を葺き替えるより安価で手軽なイメージだと思いますが、実は工程としては同じか少し多い場合もあり、気を張った作業が多く工期は葺き替えよりかかってしまいます。下地を交換するタイミングなら瓦自体の寿命はそんなに長くない事も多々あります。お客様のご予算や計画ももちろんございますが、できれば街の屋根やさん鹿児島店としては単価が安くて耐久もあるガルバニウム鋼板屋根などもありますので、新しい瓦への葺き替えをおすすめいたしております。

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