屋根材の種類~ガルバリウム鋼板のメリットとデメリット~
ガルバリウム鋼板とは、最近よく聞くことがあるのではないでしょうか。
鋼板は加工がしやすく価格も安いので扱いやすい材料の一つでしたが、
錆や腐食がおこりやすく、そのまま屋根材として仕様するには
難しいものでした。
そんな鋼板の欠点を改善していったものがガルバリウム鋼板です。
ガルバリウム鋼板は別名亜鉛合金メッキ鋼板と呼ばれ、
表面にアルミやシリコン亜鉛などで構成されたメッキが
施されています。
上記で述べた通り、鋼板は通常錆が発生しやすく屋根材としてあおすすめしませんが、ガルバリウム鋼板は表面に加工がしてあることで、
今まで鋼板のデメリットとしていたものを改善し屋根材あるいは
外壁材としても使われるようになりました。
ガルバリウム鋼板は他の屋根材に比べ重さが軽いため耐震性に優れています。
ガルバリウム鋼板自体には、「 遮熱・断熱 」の効果はありません。ガルバリウム鋼板は薄型で熱伝導率が高いため、部屋の中に熱を通しやすく、
部屋に熱がこもり暑くなりやすくなります。
今では、ガルバリウム鋼板自体にペフと呼ばれる断熱材が入っているということもあり、
少しずつ、対策が取られていますが、
断熱剤入りのものに関しては価格が高いということが
デメリットとして挙げられるでしょう。
ガルバリウム鋼板は物が当たったりなどするとどうしても傷がついてしまいます。そうすると表面のメッキが外れ、そこからさびが出てきてしまい
腐食が始まってしまう可能性があります。
物が当たって傷がつかないように注意が必要です。
ガルバリウム鋼板は見た目は鋼板のものになります。
そのため、倉庫に見えるという方も少なくありません。
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