「陸屋根ってどんな屋根?」
「陸屋根のメリットを知りたい」
こういった疑問を持っている人は多いでしょう。
この記事では、陸屋根の特徴やメリットについて紹介します。
具体的には以下の内容を解説します。
陸屋根の特徴
陸屋根のメリットとデメリット
陸屋根のメンテナンス方法
陸屋根のメンテナンス費用
陸屋根を設置する際の注意点
陸屋根のメリットとデメリットを知ることで、不要な陸屋根づくりを避けたり、メンテナンス費用を節約したりできるでしょう。
陸屋根を設置したりメンテナンスをしたりしようと考えている場合、特徴やメリットを把握することで、効果的に工事を行えるようになるでしょう。
以下では、陸屋根の特徴やおすすめの人を紹介します。
陸屋根とは、平らな屋根のことです。
一般的には屋上と同じ意味で使うケースが多いです。
陸屋根と屋上の違いは、手すりがあるかどうか程度でしかないため、以下では屋上と陸屋根を同じものとして解説していきます。
陸屋根のメリットは3つあります。
メンテナンスが楽にできる
室内のスペースを広くできる
雪の落下がほとんどない
陸屋根は傾斜がないため陸屋根は転落する危険が少なく、補修の際に足場も必要ありません。このため傾斜がある屋根に比べるとメンテナンス費用が安くなります。
また、屋根が平らなため三角形の屋根裏部屋がなく、室内のスペースを有効活用できます。
このほか、傾斜がある屋根とは違って雪が大量に落ちてくることはほとんどありません。
陸屋根には2つのデメリットがあります。
雨漏りしやすい
断熱性が劣る
陸屋根は傾斜がないため雨水がたまりやすく、雨漏りのリスクが高いです。
このため、陸屋根は傾斜のある屋根とは違ってアスファルトや塗装で防水処理をしなくてはいけません。
また、屋根裏がない陸屋根は熱を遮断する機能が低く、室内の温度調節が難しいデメリットがあります。
陸屋根がおすすめなのは、屋上を作りたい人です。
傾斜がある屋根では屋上が作れません。
屋上でバーベキューやガーデニングをしたいという場合は陸屋根にすると良いでしょう。
陸屋根は防水性能を高めなくてはいけないため特殊な防水加工が必要です。
防水加工によるメンテナンス方法には以下の3種類があります。
防水シートを陸屋根に貼り付けて防水する方法です。
価格が安いですが複雑な形状の床には使用できません。
費用相場は1平方メートルあたり3,000〜5,000円が相場です。
陸屋根のメンテナンス費用を抑えたい人に適しています。FRPと呼ばれる、プラスチックにガラス繊維などを混ぜた塗料で塗装する方法です。
価格が高いですが、耐久性が高く、複雑な形状の床でも使用できます。
費用相場は1平方メートルあたり5,000〜8,000円が相場です。
複雑な形状の陸屋根で、耐久性が高い素材でメンテナンスをしたい人に適しています。
ウレタン樹脂を利用した防水塗料で塗装する方法です。
複雑な形状の床でも使用できる材料としては価格が安いですが、耐久性は他の素材よりも低いです。
費用相場は1平方メートルあたり4,000〜7,000円が相場です。
複雑な形状の陸屋根で、価格が安い素材でメンテナンスをしたい人に適しています。陸屋根を新たに作る際には3つの注意点があります。
防水工事の実績が豊富な業者を選ぶ
自社施工の会社に依頼して費用を抑える
相見積もりで業者を探す
上記の点を無視して工事をすると雨漏りが発生したり詐欺業者に引っかかったりする危険があります。
陸屋根にほどこす防水工事は、高度な技術が必要です。
陸屋根の防水工事をする業者は、実績が豊富な会社を選ぶようにしましょう。
実績不足の業者を選んでしまうと施工不良によって雨漏りが発生する危険があります。
陸屋根を作る工事は自社施工をしている会社に依頼しましょう。
自社施工をしないで下請け会社に工事を任せている業者だと、仲介手数料をとられてしまいます。
仲介手数料を支払っても工事品質があがるわけではないため、陸屋根の設置は自社で工事をしている会社に依頼しましょう。
工事を依頼する業者は相見積もりで探してください。
相見積もりとは、複数の業者に見積り依頼をすることです。
相見積もりをすることで極端に価格が高い業者や、必要な工程を抜いている危険な業者を見抜きやすくなります。
陸屋根を設置する場合は雨漏りのための防水加工が欠かせません。
陸屋根の防水加工は10〜13年程度で劣化して塗り替えが必要となります。
放置すると雨漏りの原因となるため、定期的に検査をするようにしましょう。
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