台風前の屋根点検を行うことで台風被害の0を目指して!!
2019年も夏の暑さが厳しくなってきましね。
夏は台風が迫ってくる時期ですが、台風時期は多くのお問い合わせがありました。
得に鹿児島は台風のとおり道になることが多く、影響を受けやすいです。
台風被害の問い合わせ内容を見てみると、「棟板金が外れてしまった」
「雨樋が壊れた」「瓦の破片が落ちている」「カーポートが外れた」
というお問い合わせが多くありました。
このような問い合わせの他にも「次の台風で何かあったら不安で自分で見てもわからないので、
屋根に異常が出ていないか点検をしてほしい」
という声も多くありました。
そんな中屋根の点検を行いましたが、台風前にしっかりとメンテナンスを
行っていたら避けることができた被害も数多くありました。
今回はそんなメンテナンスで避けれた被害を出さないための注意点をご紹介します!!
台風前に確認したい5つのポイント
棟板金の釘浮き
まずは板金の釘浮きを確認していきます。
釘浮きは、スレート屋根や板金屋根などの屋根の場合
確認してください。
釘浮きとは左の写真のように、釘が浮いてきている状態
を指しますが、この釘浮きは「台風などの強風」「釘の劣化」「板金部分下地の劣化」などの影響により引き起こされます。
しかし、釘浮きはいきなり起こるのではなく徐々に浮いてきます。
このような被害が考えられます
釘浮きが起こり板金の固定する力が弱くなっていることにより板金部分が
めくり上がったり、外れてしまったりすることがあります。
このように外れてしまうとご近所に飛んでしまうこともあり、トラブルになってしまう
こともあります。
また、外れてしまい応急処置も行わずに工事まで期間が開いてしまうと、
雨漏りに繋がってしまう可能性もありますので、注意が必要です。
被害が起こったときの補修
飛んでしまった板金の撤去を行ない貫板から施工していく方法がほとんどです。
金額としては、板金の長さや補修に使う材料によって変わってきますが、
金額としては、板金の長さや補修に使う材料によって変わってきますが、
10~20万円程度ほどでできることもあります。
板金取り換え工事↓↓
屋根の割れ
次に屋根材の様子も重要な部分です。
屋根材瓦やスレート系の屋根材に共通することになりますが、屋根材にひび割れやクラックが入っていないか確認していきます。
屋根材の割れる原因に関しては屋根材によりさまざまですが、共通して当てはまるのは「屋根材自体の寿命」「凍害」「屋根にのぼったときに踏んで割れてしまった」「硬いものが当たった」などが考えられます。
このような被害が予想されます。
割れが発生することにより、割れた破片が庭に落ちてしまったり屋根の上に破片だけある
場合もあります。
割れてる部分やクラック部分から下地を傷めてしまうこともありますし、
屋根の上に破片がある場合強風が吹いたとき下に落ちてきてしまいます。
人が下にいたらとても危険ですよね。
また屋根材が割れ、下地を傷めてしまうと下地の傷みが雨漏れの原因に繋がることもありますので
割れはしっかりと補修するようにしましょう。
クラックや破片が落ちていないか、スレートがずれていないかなどしっかりと点検が必要です。
被害がおこった場合の補修
もし、雨漏れが発生してしまった場合は補修の仕方は様々ですが、
野地板から防水シート屋根材(スレート・瓦)などを新しいものに替えていきます。
範囲や屋根材によって価格も様々です。
10万円~70万円程度と金額の幅の広くなってきます。
雨漏れ補修工事の様子はこちら↓↓
雨樋のつまり
雨樋やベランダの排水口が詰まっていることがあります。
これらは雨を受け止めてしっかりと安全に排水を行うためのものです。
鹿児島に関しては火山灰などで雨樋が詰まってしまうことがほとんどです。そこに胞子が飛んでいき、植物やキノコが生えていることもありますよ。
このような被害が予想されます。
排水口に詰まることにより、うまく排水できずに雨樋から水があふれ出てきてしまったり水圧で変形してしまうことがあります。
ベランダの排水がうまくできないと、ベランダが大きな水たまり状態になってしまいます。
雨漏れに繋がることもありますので排水はしっかり掃除しておきましょう。
雨樋の掃除は3,000円~5,000円程度で行っておりますので定期的に行うことをお勧めします。
被害が起こった場合の補修
雨樋が変形してしまったり外れてしまったり、被害によって対処方法は変わってきますが、
雨樋の一部分のみの交換だと3万~5万円程度
家の樋をすべて交換すると20万円~30万円程度かかることもあります。
カポート屋根や波板の金具
カーポート屋根や波板の金具が一部分外れていたり止め金具が緩んでいることがあります。
「経年劣化」「強風」により金具が外れてしまったり
緩んでしまったりします。
エクステリア関係や縁側などの波板などが隣接する家も
少なくありません。
そんな方は止め金具部分がしっかりしまっているか確認するのも一つの対策になります。
このような被害が予想されます。
金具が緩んでいると、波板が飛ばされてしまったり変形してしまうことがあります。
飛ばされてしまい、人にあたってしまうと危険といういこともですが、
近隣の方の家に飛んでしまい傷をつけてしまったりすることもあります。
経年劣化で金具が傷んでしまうこともありますので取り換え、または締めなおしを行うことで
回避することができます。
被害が起こったときの補修方法
カポートや波板などのエクステリア関係が飛ばされてしまったときの対処方法としては
部分的に張替する場合や、一度すべて撤去して張り替える場合や骨組みまで曲がっていることもありますので
その際は骨組みから補修していく必要があります。
材料によって価格も全く変わってきます。
コーキングの傷み
コーキングの傷みをみていきます。
コーキングの傷みの原因はほとんどが「経年劣化」によるものです。紫外線や雨風の影響を長年の間受けることにより痛みが発生していきます。
サッシの廻りや屋根の補修跡などに使われています。
このような被害が予想されます。
サッシ廻りの場合は雨漏れが発生してしまうことがあります。
壁やサッシ廻りに雨染みがありましたら可能性があります。
被害が起こったときの対処法
壁やサッシ廻りに雨染みができてしまった際の対処法は様々です。
傷んだコーキングを撤去し新しく打ちなおしたり、サッシ部分は場合によって取り換えをしないと
いけない場合もあります。
価格も対処の仕方によって様々ですが、しっかりといろいろな補修の仕方を提案させていただいております。
台風前の屋根無料点検行っています!
「屋根に自ら上るのは危険です。」
落下事故が多発しておりますので、絶対のぼらないようにしてください。
屋根の点検を行うとすればしっかりと専門の方に依頼しましょう!
街の屋根やさん鹿児島店でも「屋根の無料点検」を行っております。
全体的な写真から気になった部分の写真をしっかりと撮影し一緒に
確認していきます。
また家によっては足場を掛けれない家も出てきますが、その場合は高所カメラを
私用してしっかりと撮影をし確認していきます。