「熱線吸収ポリカーボネートってなに?」
「屋根に取り付けるメリットを知りたい」
こういった疑問をお持ちの方もいるでしょう。
満足する屋根材を選ぶためには、熱線吸収ポリカーボネートの特徴やメリット、デメリットを把握することが大切です。
この記事では、「熱線吸収ポリカーボネート」をテラスの屋根に取り付けたい方の疑問や悩みを解消します。
具体的には以下の情報を解説します。
熱線吸収ポリカーボネートの特徴
使うメリットとデメリット
熱線吸収ポリカーボネートが向いている人
熱線吸収ポリカーボネートと似た種類の屋根材
熱線吸収ポリカーボネートを利用して失敗しないために内容をチェックしておきましょう。
熱線吸収ポリカーボネートとは、明るさを保ちつつ熱線をカットしてくれる屋根素材です。
熱を30~40%ほどカットすることで、室内温度の上昇を抑えて夏の冷房費を節約できます。
熱線吸収ポリカーボネートは、真夏の炎天下でも車内が暑くなりにくいため、カーポートやテラスの屋根材として人気が高まっています。
青みがかった透けにくい素材は、目隠しとして利用することもできるでしょう。
熱線吸収ポリカーボネートを選択するメリットは3つあります。
真夏の温度上昇を軽減する
目隠し効果がある
防汚機能が備わったタイプを選択できる
メリットを把握すれば、実際に取り付けた後の暮らしをイメージしやすくなるでしょう。
熱線吸収ポリカーボネートは、熱線を吸収して室内の温度が高くなるのを効率的に抑えてくれます。
冷房費を節約したい場合や、西日の対策に適しています。
熱線吸収ポリカーボネートは透けにくい素材なので、目隠しにもなります。
2階のベランダから眺めた際には、屋根の下の様子がほとんどわかりません。
向かいの住宅からの視線や、洗濯物を見られたくない場合に適しています。
熱線吸収ポリカーボネートは、鳥のフンや土埃、車の排気ガスを自然の力で分解し、雨で洗い流してくれます。
このため、掃除の手間を省きたい場合に適しています。
熱線吸収ポリカーボネートを選択した場合のデメリットは3つあります。
通常のポリカーボネートより費用が高い
家の印象に合わないことがある
室内が暗くなる
取り付けてから後悔しないために、上記のデメリットを理解しておきましょう。
通常のポリカーボネートよりも高い性能が備わっている分、価格も高くなりがちです。
ただし、毎年の冷房費を節約できるメリットも考慮して比較するとよいでしょう。
熱線吸収ポリカーボネートの青みがかったカラーは、取り付ける家の雰囲気に合わないケースもあります。
青みがかったカラーは、クリアタイプに比べると室内に差し込む明りは少なくなります。
しかし、最近では明るさを保ちつつ熱をカットする商品も開発されるようになりました。
室内の明かりを確保しつつ、室温の上昇を抑えたい場合には、全光線透過率(明るさの目安)と熱線カット率が高い製品を選ぶとよいでしょう。
熱線カットタイプの製品は、主にブルー系とクリア系の2色で展開されており、ブルー系の方が熱をカットする性能が優れています。
色が濃い「ブルー系」の方が、温度の上昇を抑えると共に目隠し効果も高くなります。
熱線吸収ポリカーボネートは、以下の方におすすめです。
温度の上昇を軽減したい方
プライバシーを守りたい方
室内に明りを取り入れつつ温度上昇を軽減できるので、強い日差しが和らいで快適さを得られるでしょう。
また、濃い色味は目隠しとしても有効です。
周囲の視線からプライバシーを守りたい方に適しています。
熱線吸収ポリカーボネートと似た種類の屋根材が2つあります。
最適な素材を選択するためには、それぞれの違いを把握しましょう。
「ポリカーボネート」と「熱線吸収ポリカーボネート」では、熱をカットする性能に違いがあります。
「熱線吸収ポリカーボネート」と「熱線遮断ポリカーボネート」では、カラーバリエーションに違いがあります。
「株式会社リクシル」が採用する吸収系のポリカでは色は「クリアマットS」だけです。
一方で、「YKK AP株式会社」が採用する熱線遮断系は「アースブルー」と「クリアマット」の2色から選べます。
熱線遮断ポリカーボネートのアースブルーは青みが非常に濃いため、高い熱線遮断効果があるほか、プライバシーの保護に役立つでしょう。
熱線吸収ポリカーボネートは、室内に明るい光を入れながら温度上昇を軽減できるため、車庫やテラスの屋根に適した素材です。
紫外線もほぼカットしてくれるので紫外線対策としても役立つでしょう。
また、ガラスの約200倍の強度がある熱線吸収ポリカーボネートであれば、台風や積雪が多い地域でも安心して使用できます。
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