屋外の階段は、雨風や紫外線にさらされる過酷な環境にあります。
また、雨の日における外階段の使用には、さまざまな危険が潜んでいるでしょう。
階段に屋根を設置することで、階段と利用者にとって安全な環境を作ることができます。
この記事では、階段の屋根について以下の点を解説しています。
階段に屋根をつけるメリットとデメリット
階段に屋根をつけるリフォームの費用相場
階段に屋根をつける際の注意点
それでは、順にみていきましょう。
階段に屋根をつけると多くのメリットとデメリットがあります。
具体的なメリットとデメリットを把握すれば効率的な工事が可能となるでしょう。
主なメリットは次の3点です。
階段を保護できる
雨の日でも使いやすい
デザイン性が高い
1つ目のメリットは、雨や紫外線から階段を保護できることです。
屋根が階段を過酷な外部環境から保護するので、劣化の防止に有効です。
2つ目のメリットは、雨の日でも階段を使いやすいことです。
傘をさす必要がなく、足元も滑りにくいので安全に階段を使えます。
3つ目のメリットは、デザイン性が高いことです。
階段の屋根にはさまざまな形状や材質のものがあります。
設置することで、建物全体の印象も変わります。
階段に屋根を設置することのデメリットは、主に2つあります。
熱がこもりやすい
台風や積雪に対する強度の検討が必要
1つ目のデメリットは、熱がこもりやすいことです。
階段屋根と外壁の隙間が少ないと熱がこもってしまい建物内部に伝わります。
2つ目のデメリットは、台風や積雪に対する強度の検討が必要なことです。
屋根を設置すると階段に伝わる力が増えます。
このため、階段と屋根ともに強度の検討が必要となります。
階段の屋根は、雨の日でも快適で安全に階段を使いたい人におすすめです。
階段での事故は、大怪我につながるおそれがあります。
屋根のない階段に少しでも不安を感じているなら、屋根の設置を検討しましょう。
以下では、階段に屋根をつける際の費用を、新設する場合とリフォームする場合で解説していきます。
新しく屋根を取り付ける場合は、約50〜100万円の費用がかかります。
既存の階段を補強する必要があると、さらに費用がかかるでしょう。
階段の規模や状態により費用は大きくかわるので、業者に現物を見せた上で見積もり出してもらいましょう。
古くなった屋根をリフォームする場合は、既設の屋根材の解体と処分費用が約10~20万円かかります。
階段に屋根を取り付ける際は、以下の点に注意しましょう。
作業中は階段を利用できない場合がある
屋根で暗くなるのなら照明の設置も検討する
工事業者は相見積もりで選ぶ
順に解説していきます。
作業中は階段を利用できなくなる場合があります。
工期がどのぐらいかかるのか、作業中の階段は使用できるかなど、事前に業者と打ち合わせをしておきましょう。暗がりの中で階段の登り降りをするのは非常に危険です。
屋根により暗がりができる場合は、同時に照明の設置も検討しましょう。
安全になるだけでなく、照明によってデザイン性が高まるというメリットもあります。
相見積もりとは、複数の業者に対して同じ条件で見積もりをしてもらうことです。
相見積もりで業者を選ぶときは条件を合わせましょう。
条件を合わせることにより比較ができるので、優良な業者を見分けられます。
階段に屋根をつけると、雨でも安全に使うことができます。
階段を保護できたり、おしゃれにできたりといったメリットもあります。
少しでも屋根のない階段に不満を抱いているなら、屋根の設置を検討してみましょう。
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