トタン屋根の雨音がうるさい!!防音対策の方法とは…
自宅の屋根材はどのようなものをお使いですか?
最近お電話で質問頂いた中に「トタン屋根の雨音がうるさいのでどうにかなりませんか?」
という質問を頂きました。
他の方もトタン屋根の雨音に困っている人がいるのでは??
ということで今回はトタン屋根の雨音対策についてご紹介していきたいと思います。
そもそもトタン屋根はなぜ雨音がうるさいのでしょうか。
大きな原因としては2つあります。
・材質が金属系だということ
・薄型で音が伝わりやすいということ
この2つがあげられます。
一番の原因材質が金属系だということですね。
実際に身近なもので試していただくと分かりやすいですが、
金属系のもをたたく、更にプラスチックを同じ力でたたくと、金属の方が
大きい音が出ることが分かるでしょう。
昔のトタン屋根は亜鉛が多く使われていることが多いいですが、
亜鉛は熱・音の伝導率が高いため反響しやすい。という性質があります。
またトタン屋根の屋根材は薄型です。
薄いものと分厚いもの、どちらが音が伝わりやすいか。
考えると、分厚い方が音が伝わるまでに距離があるので音が小さくなります。
このような条件が重ねり、トタン屋根は雨音がうるさいと言われてしまっています。
まず1つ目として、既存トタン屋根の上に新しいガルバリウム鋼板に防音材の付いた屋根材をカバーすることです。
カバー工法は既存の屋根材の上にさらに屋根材をのせるため耐震性が心配・・・。
という方もいらっしゃいますが、ガルバリウム鋼板はとても軽量で瓦屋根などに比べたら、
既存の屋根材+新しい屋根材<瓦屋根
となるほど軽い屋根材ですので心配無用です。
ガルバリウム鋼板は耐久性もあり、とてもオススメの屋根材ですね。
カバー工法は防水シートを行って、ガルバリウム鋼板を被せるため、雨音も軽減してくれます。
そもそも、トタン屋根から別な屋根材に変更すると、雨音が気になることはほとんどないでしょう。
トタン屋根は劣化が早く錆が発生して穴があいてしまうこともありますので、定期的にメンテナンスが
必要であり、メンテンナンスの頻度も一番多い屋根材です。
そのため、この機会にメンテナンスのいらない屋根材に葺き替えることで、ランニングコストを
おさえることができます。
雨音もなくなり、コストも抑えることができます。
最近では防音の力を含んだ塗料という塗料も発売されていますが、
私はあまりお勧めしておりません。
塗装による防音は人によって小さくなったと感じる人もいればあまり変わらないと
感じる人もおり、人によって感じ方が違い完全に音がしないほどの防音性が期待できないということ。
更に塗膜は年々徐々に劣化していき、やがて性能はなくなります。
塗装工事も足場が必要だったり、防音の力のある塗料代など決して安いわけではなく費用がかかります。
トタン屋根の塗装工事は他の屋根材よりも劣化がはやく5年~7年に1度の塗装が必要です。
ランニングコストを考えると、カバー工法または吹き替える方をオススメします。
トタン屋根の雨音はとてもストレスに感じる方が多く、一度気になってしまえば
ずっと気にしてしまうことがほとんどです。
快適に暮らしていただくためにも、雨音が気になる方は屋根のリフォームをオススメします。
街の屋根やさんでも工事可能です!現地の調査からお見積りまで無料で行っておりますので
お気軽にご相談くださいね!
9時~18時まで受付中!
0120-867-755