ガルバリウム鋼板を施工する前にしっかりと知って下さい。
ガルバリウム鋼板と呼ばれている屋根材をご存知ですか?
最近とても人気のある屋根材の一つです。
しかし実はどのような屋根材なのか詳しく知らない・・・
という方は少なくありません。
今回はそんな方の為にガルバリウム鋼板について知っておきたいことを
ご紹介したいと思います。
ガルバリウム鋼板は「アルミニウムと亜鉛、メッキ」で作られています。
屋根材としても・外壁材としても使われている万能な材料ですね。
最近は新築でも多く見られ、若い方に好まれるようです。
ガルバリウム鋼板のメリットとして
・板金屋根の中では耐久性が高い
・重さが軽いので耐震性に影響が少ない
・メーカーの長期保証が付いているものが多い
・見た目がかっこいい
などがあげられます。
それでは細かく見ていきましょう。
ガルバリウム鋼板は屋根材の中でも腐蝕しにくく、耐久性が高い材料です。
ガルバリウム鋼板は板金系屋根の一種ですが、通常板金系屋根は腐食しやすいため
耐久性の高いガルバリウム鋼板はとても人気です。
ガルバリウム鋼板はとても軽量の屋根材です。
瓦屋根は1㎡に乗せる重さが約60キロほどですが、
ガルバリウム鋼板の場合は5キロほどの重さになります。
1㎡だけでもこれほどの重さの違いが出るため、
ガルバリウム鋼板屋根が軽くなることは分かりますね。
「頭が重いまたは頭が軽い。」どちらが安定するか考えると軽い方が
安定することが分かりますね。
家も同じように屋根が軽い方が耐震性に優れています。
また、軽量ということから既存の屋根に被せて新しい屋根を施工するカバー工法でも
使用していきます。
メーカーが穴あき保証という長期保証を付けているものもあります。
ガルバリウム鋼板は錆びないと思ている方はいらっしゃいませんか?
実はそんなことはありません。
確かに錆にくいという特徴はありますが、電食というものによって
錆が発生してしまうことがあります。
そのため、ガルバリウム鋼板でも穴があいてしまう危険性があるのです。
メーカーの保証が付いていると安心ですね。
また、見た目がカッコイイということも上げられます。
屋根材の中でガルバリウム鋼板のようなスタイリッシュな見た目のものは少ないため
このような雰囲気が欲しいという方にとてもオススメですね。
ガルバリウム鋼板はメリットも多くありますので
様々な人々がとても期待している材料です。
しかしメリットだけではありません。もちろんデメリットあります。
・塩害の被害がある
・断熱効果がない
・業者選びに注意が必要
などがあげられます。
それではそれぞれ見ていきましょう。
知らない方も多いかもしれませんが、塩害の被害が出ることがあります。
これは海の近くの家に限ることですね。
潮風が吹く地域では白錆びが発生しやすいためガルバリウム鋼板は不向きの材料です。
自然被害ですので保証が適応されるか難しい部分でもあります。
ガルバリウム鋼板そのものには断熱性の効果がありません。
そのため、冬は寒く夏は暑くなりやすく
屋根の場合は板金特有の雨音がすることもあります。
このようなことを防止するためにガルバリウム鋼板に断熱材が付着している物もありますので
施工する際はこちらをオススメしますが、価格が上がってしまうという欠点が挙げられます。
ガルバリウム鋼板の施工は簡単なものではありません。
場合によっては雨漏れが発生してしまったり、キズを付けて
メッキが剥がれ錆て穴があいてしまうこともあります。
しっかりとガルバリウム鋼板の施工を行った実績のある信頼できる
業者に頼むようにしましょう。
ガルバリウム鋼板の施工には2種類の施工の仕方があります。
・縦葺き
・横葺き
それぞれ見ていきましょう。
ガルバリウム鋼板を屋根に添って縦に葺いていく形状です。
勾配が緩やかな屋根は水はけが悪い屋根に最適な工法です。
水はけが良いため雨漏れが発生しにくいところもメリットですね。
縦葺きとは逆にガルバリウムを横に葺いていく工法です。
この工法は重ね葺きを行う際に多く使用されております。
今回はガルバリウム鋼板のメリットやデメリット、
更に施工の方法などもご紹介していきました。
ガルバリウム鋼板は人気、メリットがたくさんある屋根材ですが
デメリットあり、取り扱いが難しい材料の一つです。
しっかりと見極めて業者を選び工事を行いましょう。
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