鹿児島の屋根リフォーム│ベランダや屋上の防水ってどうしてるの?
街の屋根やさん鹿児島店です。
鹿児島でおすまいのリフォームやメンテナンスをお考えの方に役立つ情報をお伝えしていきます(^^)
屋根のあるおすまいの場合、屋根が家の頂点を守ってくれています。
そして、屋根の場合は、屋根材の下に防水紙が敷かれていることによっておすまいの頂点部分が防水されていますが、その形が陸屋根であったり、屋根ではなく屋上になっている場合はどのように防水しているのでしょうか?
また、ベランダの防水方法も屋上の防水方法と同じような形をとっておりますので、多くの方に関係のある防水のお話になるのではないでしょうか?
ぜひ、ご参考にしてみてください。
FRPとは「繊維強化プラスチック(Fiber Reinforced Plastics)」の略称です。
名前に「繊維」とつく通り、白い繊維状の網目のようなシートです。
この、ガラス繊維マットと液状の不飽和ポリエステル樹脂を重ねていくことで防水層を形成する工法です。
硬化するとプラスチックのように硬く強くなり、耐久性、耐熱性、耐摩耗性に優れているうえに、他の防水層に比べ軽量です。
上を人が歩いたり重いものを載せたりしても問題ないので、毎日人が歩いたりするベランダには最も一般的に利用されている防水方法でもあります。
しかし、その反面、硬さがある分、柔軟性に欠けるため、床面の膨張に対応できずヒビや割れが起こりやすいデメリットもあります。
また、紫外線に比較的弱いため、トップコートの塗り替えをこまめにすることが必要になります。
「トップコート」とは、ベランダ防水の防水層をコーティングするために表面に塗られている防水材のことです。
このトップコートの部分は、一番表面にあることから、紫外線や雨風によって起こす経年劣化により徐々に保護効果が弱まるため、その下にある防水層を傷めてしまう前に、この部分を塗り替えることでより長く内部の防水層を守ることが出来ます。
シート防水は、塩ビやゴムでできた、1~2mm程度の厚さのシートを床面に貼り付ける工法です。
床に通気性を確保する緩衝シートや、ディスク盤と呼ばれる器具を使って下地を作り、その上にシートを貼るという手順になります。
この密着させる方法は、接着剤を使う方法と機械的にシートを固定する方法があります。
機械的に固定する方法の方が、断熱性や通気性が高く仕上がります。
シート防水は、紫外線に強いことが屋上やベランダにおける防水で最大のメリットです。
また、基本的にトップコート不要なので、こまめにメンテナンスする必要はありません。
ですが、寿命が近付くと、極端にボロボロと壊れ始める傾向があるため、その状態になったら再工事の必要がありますので放置しないようにしましょう。
また、平らな面にしか施工できませんので、複雑な形状であったり段差や凹凸がある場合などは選べないこともあります。
ウレタン防水は、その名の通り、液体状のウレタン樹脂を床面に重ね塗りして防水層を形成する工法です。
床の形状を問わず施工でき、見た目も継ぎ目がなく美しい仕上がりになります。
ゴムのような弾力のある仕上がりになります。
ウレタン防水は、前述の通り、液体状のウレタン樹脂を使用しますので、床面の素材や形状を問わず、広い面積でも施工しやすい工法です。
そのため、他の防水方法が難しいと判断された場合でもウレタン防水であれば問題なく施工できることがほとんどです。
ただし、このウレタン工法は、均一に塗り固めていくには技術が必要であるため、信頼できる業者さんに施工を依頼することが大事です。
また、乾燥に時間がかかる上に重ね塗りが必要になりますので工期が他の防水方法に比べて長くなります。
アスファルト防水は、合成繊維不織布のシートに、液状に溶かしたアスファルトを染み込ませコーティングしたシート状のルーフィング(防水紙)を2層以上貼り重ねて形成する工法です。
防水層を重ねることで、優れた防水性を持っています。
広い場所への施工に向いているので、大きな建物の屋上や屋根に使用されることが多いです。
アスファルト防水は、他の施工方法に比べ、2倍程度の耐久性を持つと言われているため、メンテナンスの周期をの媒体場合にはおすすめです。
しかし、アスファルトを熱する際に匂いや煙が発生するため、施工時には近隣への配慮が必要な工法でもあります。
屋上やベランダ防水の劣化タイミングの見極めは大きくは4つです
★床面にコケや植物が発生している
★★床面の色が褪せたり変色してきている
★★★ヒビや割れ、防水層の剥がれがみられる
★★★★雨漏りがする
これらの症状が見られたら、点検やメンテナンスをすることをおすすめいたします。
★が危険レベルだと思っていただけたらと思います。
屋根の防水の話は聞くけど、うちは屋上作ってるしな。
屋根もだけどベランダもどうしたらいいんだろう?
と、その床面を見て疑問に思っていた方はすっきりしたでしょうか?
屋根と違って屋上やベランダは実際に歩き回る場所である分、その劣化の兆しを見つけやすい場所かと思います。
とはいえ、そこが原因で雨漏りになる・・・とか考えたりなかなかする場所でもないので、ヒビや割れなどがない限りメンテナンスを意識しない場所かもしれませんね。
実際に雨漏りなどが起こる前に定期的に点検・メンテナンスをするようお勧めいたします。
私たち、街の屋根やさん鹿児島店では、もちろんこういった屋上であったりベランダの防水についても対応いたします。
併せて、外壁や屋根の無料点検をしてみてはいかがでしょうか?
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