「ヒランビーとはどんな屋根材か知りたい」
「ヒランビーを設置するメリットとデメリットを知りたい」
屋根材を調べていると、さまざまなタイプを目にすることでしょう。
ヒランビーも最近人気が高まっている屋根材のひとつですが、どんな屋根材か名前だけではわかりにくいです。
この記事では、屋根材のヒランビーについて以下のような情報を解説していきます。
ヒランビーについて詳しく知っておくことで、工事の際に自分の住宅に合った屋根材を見分けられるでしょう。
ヒランビーとは、稲垣商事が販売しているガルバリウム鋼板の屋根材です。
JFE鋼板株式会社のJクラフトという鋼板を使って製造されています。
Jクラフトとは、遮熱性や耐候性が高く、傷がつきにくい機能性の高いカラー鋼板です。
ブラックやダークブラウンなどの落ち着いた色から、シルバーやバンブーグリーンといった爽やかで明るいカラーまで取り揃えています。
成形パターンはフラットタイプのみとなります。
また、ヒランビーは横葺き工法で設置する金属屋根材です。
複雑な屋根の形状でも設置しやすく、外観もシンプルで美しく仕上がります。
ヒランビーのメリットとデメリットについて解説していきましょう。
メリットとデメリットを知ることで、ヒランビーの特徴をしっかりと理解できるでしょう。
ヒランビーのメリットには、以下の4つがあります。
それぞれのメリットについて、詳しく解説していきましょう。
ヒランビーは、耐候性の高い上塗り塗膜が施されているため、サビに強いです。
自社の腐食試験により、一般的なガルバリウム鋼板よりも耐食性が高いことがわかっています。
土地柄、屋根のサビに不安があるという方にヒランビーはおすすめです。
ヒランビーは、ブラックやブラウン、レッドやグリーンなどカラーバリエーションが豊富です。
2020年4月からは、ミッドナイトブルーとブライトレッドが標準色に加わり、カラーは15色ほどから選べるようになっています。
住宅にぴったりの色が探しやすいでしょう。
ヒランビーに太陽光パネルを設置する場合、下地に直接打ち込むため、屋根に穴を開ける必要がありません。
また、下地にしっかりと固定することで、太陽光パネルの落下防止にもつながります。
ヒランビーは、1平方メートルあたりおよそ5キログラムほどなので、施工しやすく工期が短く済みます。
また、ヒランビーの屋根材を結合する部分は差し込みやすいつくりとなっているため、手早く施工できます。
ヒランビーのデメリットには、以下の2つがあります。
それぞれのデメリットについて、詳しく解説していきましょう。
ヒランビーのシリーズの中には、断熱材が付いていない商品があるため、設置するタイプを選ぶ際は注意が必要です。
ヒランビーシリーズの中で断熱材が付いている商品は、「スーパーヒランビー」です。
また、断熱材付きを希望する際は、価格が高くなることを覚えておきましょう。
ヒランビーの断熱材なしの商品は、1平方メートルあたり6,000~7,000円ほど、断熱材付きは9,000円ほどです。
そのため、断熱材付きの商品は、スタンダードよりも1.5倍ほど価格が高くなります。
ヒランビーは施工しやすく、耐久性も高いおすすめの屋根材です。
保証も長いため、費用が高くなってもコストパフォーマンスがいいと言えます。
また、ヒランビーはカラーバリエーションが豊富なので、自分の住宅に合った屋根を選べます。
お気に入りの屋根で、これからも長く不安なく暮らしていきましょう。
屋根の葺き替えにかかる費用を知りたい場合は「屋根の葺き替え事例や費用、メリットやデメリットをチェックしよう!」も確認してみましょう。
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