鹿児島の屋根やさんコラム│屋根の強風対策
街の屋根やさん鹿児島店です。
鹿児島から、屋根に関するちょっとした豆知識やお役立ち情報をお伝えしていきます(^^)
昨日の大寒は、北海道では-28.5℃と今期の最低気温を更新したらしいですが、一方西日本ではあたたかい日となり、鹿児島でも日中は20℃を超えた地域もあったそうで・・・。
時間帯が違うとはいえ、同じ日本の気温とは思えない差があるものですね・・・。
さて、屋根コラムのお話に入ります。
屋根は家の頂点となる部分で一番高さのある部分です。
そのため、一般的な家の作りでは、一番強い風にさらされる部分です。
今の時期ですと、北風にあおられることも多い場所ですね。
そういった強風の被害に遭う可能性の高い屋根ですが、実際にどういった被害に遭いやすいのでしょうか?
そして、その対策はどうしたらいいのか、一般的な屋根材についてざっくりとお話ししたいと思います。
鹿児島から、屋根に関するちょっとした豆知識やお役立ち情報をお伝えしていきます(^^)
昨日の大寒は、北海道では-28.5℃と今期の最低気温を更新したらしいですが、一方西日本ではあたたかい日となり、鹿児島でも日中は20℃を超えた地域もあったそうで・・・。
時間帯が違うとはいえ、同じ日本の気温とは思えない差があるものですね・・・。
さて、屋根コラムのお話に入ります。
屋根は家の頂点となる部分で一番高さのある部分です。
そのため、一般的な家の作りでは、一番強い風にさらされる部分です。
今の時期ですと、北風にあおられることも多い場所ですね。
そういった強風の被害に遭う可能性の高い屋根ですが、実際にどういった被害に遭いやすいのでしょうか?
そして、その対策はどうしたらいいのか、一般的な屋根材についてざっくりとお話ししたいと思います。
瓦屋根
棟瓦
瓦屋根の頂点部となる、「棟瓦」は、風の影響を受けやすく、また、ズレやすい箇所でもあります。
漆喰を用いて固定されています。
漆喰は、湿度の調整もできる優れモノではあるのですが、経年劣化により徐々に痩せたり、硬くなることで崩れてこぼれ落ちていきます。
徐々に隙間が増えた棟瓦は強風などに耐えられなくなってきます。
また、棟瓦の部分は、番線といった針金で固定されていることもありますが、こちらも経年劣化により切れることがあります。
漆喰や番線が劣化したり損傷することにより、徐々に棟瓦に歪みが出てきます。
この歪みが、棟瓦のメンテナンス時期が近付いていることのサインです。
下からでは非常に見えにくい場所ではありますが、見える範囲で歪みに気付いた場合などは、早めに点検をしてメンテナンスすることをおすすめいたします。
漆喰を用いて固定されています。
漆喰は、湿度の調整もできる優れモノではあるのですが、経年劣化により徐々に痩せたり、硬くなることで崩れてこぼれ落ちていきます。
徐々に隙間が増えた棟瓦は強風などに耐えられなくなってきます。
また、棟瓦の部分は、番線といった針金で固定されていることもありますが、こちらも経年劣化により切れることがあります。
漆喰や番線が劣化したり損傷することにより、徐々に棟瓦に歪みが出てきます。
この歪みが、棟瓦のメンテナンス時期が近付いていることのサインです。
下からでは非常に見えにくい場所ではありますが、見える範囲で歪みに気付いた場合などは、早めに点検をしてメンテナンスすることをおすすめいたします。
平部の瓦
屋根の平らなところに敷き詰められた瓦も、棟瓦同様歪みが見えてきた場合は、早めに点検をしましょう。
瓦の固定方法は、湿式工法で、屋根の上に土をのせて張り付けるように固定する方法と、乾式工法で、桟木と呼ばれる木材に引っ掛ける形で固定する方法があります。
現在は、後者の乾式工法が主流で、更に、釘やビスなどを打ち込んで固定することがガイドラインによって定められています。
湿式工法の場合は、乾式工法に比べると固定力は落ちますし、釘やビスなどを使用していない引っ掛け工法の場合も、固定があるものに比べると固定力は落ちます。
定期的に点検を行うことでズレを早期発見し正しくしておくことで、万が一の突風の際に大きな被害にならずに済むことが多くあります。
瓦の固定方法は、湿式工法で、屋根の上に土をのせて張り付けるように固定する方法と、乾式工法で、桟木と呼ばれる木材に引っ掛ける形で固定する方法があります。
現在は、後者の乾式工法が主流で、更に、釘やビスなどを打ち込んで固定することがガイドラインによって定められています。
湿式工法の場合は、乾式工法に比べると固定力は落ちますし、釘やビスなどを使用していない引っ掛け工法の場合も、固定があるものに比べると固定力は落ちます。
定期的に点検を行うことでズレを早期発見し正しくしておくことで、万が一の突風の際に大きな被害にならずに済むことが多くあります。
スレート屋根・金属屋根
棟板金
瓦屋根で言うところの棟瓦の部分です。
スレート屋根や金属屋根は、棟部分を、棟板金と呼ばれる金属で覆う形で仕上げます。
この部分は、釘やビスなどで固定されていますが、日々の雨風などによる振動であったり、金具の老朽化によるサビなどが原因で、徐々に浮いたり抜けたりしてきます。
また、棟板金の下には、それらの固定金具が刺さっている「貫板」という部分があります。
この貫板は、その名の通り元は木材で作られていたのですが、現在は、腐食しにくい木材であったり、樹脂製物であったりと進化しております。
経年劣化により抜けやすくなるという事実は防げませんので、少しでも、抜けにくく、耐久性を上げることでその危険性を減らすことが出来ます。
定期的な点検はもちろんですが、もし、棟部分が浮いてるように見えるな。
と感じたら、早急に点検をし、しっかりと固定しなおすようにしましょう。
この棟板金の部分は、万が一外れてしまった場合、風にあおられて飛ばされることが多くあります。
その際に、おすまいにぶつかることで傷が付いたり、近隣のお住まい、車、人などにぶつかるなどしては大変です。
飛ばされて屋根が壊れるだけでなく、被害範囲が大きくなりやすいですのでお気を付けください。
スレート屋根や金属屋根は、棟部分を、棟板金と呼ばれる金属で覆う形で仕上げます。
この部分は、釘やビスなどで固定されていますが、日々の雨風などによる振動であったり、金具の老朽化によるサビなどが原因で、徐々に浮いたり抜けたりしてきます。
また、棟板金の下には、それらの固定金具が刺さっている「貫板」という部分があります。
この貫板は、その名の通り元は木材で作られていたのですが、現在は、腐食しにくい木材であったり、樹脂製物であったりと進化しております。
経年劣化により抜けやすくなるという事実は防げませんので、少しでも、抜けにくく、耐久性を上げることでその危険性を減らすことが出来ます。
定期的な点検はもちろんですが、もし、棟部分が浮いてるように見えるな。
と感じたら、早急に点検をし、しっかりと固定しなおすようにしましょう。
この棟板金の部分は、万が一外れてしまった場合、風にあおられて飛ばされることが多くあります。
その際に、おすまいにぶつかることで傷が付いたり、近隣のお住まい、車、人などにぶつかるなどしては大変です。
飛ばされて屋根が壊れるだけでなく、被害範囲が大きくなりやすいですのでお気を付けください。
悪徳訪問業者にご注意ください
この棟板金の部分ですが、スレート屋根や金属屋根における損傷箇所として発生件数が多いものでもあります。
そのため、悪徳業者の手口になりやすいともいわれています。
近所で工事をしていて、浮いているのが見えました。
といった感じで、実際浮いていても浮いてなくても声をかけてきて、不安をあおるものです。
そのため、悪徳業者の手口になりやすいともいわれています。
近所で工事をしていて、浮いているのが見えました。
といった感じで、実際浮いていても浮いてなくても声をかけてきて、不安をあおるものです。
通常の業者であれば、その場で契約を急かしたりしません。
契約はもちろんのこと、突然現れた業者さんを屋根の上に上げることはやめましょう。
改めて、その業者のことを一度調べたり、周囲の人に信頼できる会社を紹介してもらうなどしたうえで、点検の依頼をしましょう。
私たち、街の屋根やさん鹿児島店を思い出していただけると、嬉しく思います(笑)
契約はもちろんのこと、突然現れた業者さんを屋根の上に上げることはやめましょう。
改めて、その業者のことを一度調べたり、周囲の人に信頼できる会社を紹介してもらうなどしたうえで、点検の依頼をしましょう。
私たち、街の屋根やさん鹿児島店を思い出していただけると、嬉しく思います(笑)
雨樋
屋根材に関係なく、雨樋のお手入れも忘れないようにしたいものです。
屋根の周りをぐるりと囲うようについている横樋、建物の外壁に沿うようについている竪樋。
雨樋も経年劣化により歪みやすくなっていきますし、固定している金具の劣化などが原因で強風で外れやすくなる場合があります。
雨樋は、下から見上げて確認することもできますので、定期的に眺めてみると良いかもしれません。
雨の日に、横樋から水があふれているなどの別の不具合が見つかるかもしれません。
その場合は、横樋もしくは集水器の部分が詰まっている場合がありますので、そういった「なんかおかしい?」と感じることがあるときには、点検をしてみましょう。
放置していると、歪みやつまりなどが悪化することで、破損や別の不具合につながることがありますので気を付けましょう。
屋根の周りをぐるりと囲うようについている横樋、建物の外壁に沿うようについている竪樋。
雨樋も経年劣化により歪みやすくなっていきますし、固定している金具の劣化などが原因で強風で外れやすくなる場合があります。
雨樋は、下から見上げて確認することもできますので、定期的に眺めてみると良いかもしれません。
雨の日に、横樋から水があふれているなどの別の不具合が見つかるかもしれません。
その場合は、横樋もしくは集水器の部分が詰まっている場合がありますので、そういった「なんかおかしい?」と感じることがあるときには、点検をしてみましょう。
放置していると、歪みやつまりなどが悪化することで、破損や別の不具合につながることがありますので気を付けましょう。
まとめ
屋根の上は、高いところにあるため、日常生活の中でなかなか直接見ることのない場所です。
そして、いざ、「見てみよう」と思ったところで、高所で危険な場所ですので、屋根の上に上がってみることは控えていただきたい行為でもあります。
私たち街の屋根やさん鹿児島店では、無料で屋根・外壁の点検を行っております。
屋根・外壁どちらも専門店である私たちにお任せください。
その際には、疑問に思っていることや、不安に思っていることなどもお気軽にご相談ください。
ご予算や、ライフプランに合わせたご提案をさせていただきます。
もちろん、ご契約までは無料でさせていただきますのでご安心ください。
そして、いざ、「見てみよう」と思ったところで、高所で危険な場所ですので、屋根の上に上がってみることは控えていただきたい行為でもあります。
私たち街の屋根やさん鹿児島店では、無料で屋根・外壁の点検を行っております。
屋根・外壁どちらも専門店である私たちにお任せください。
その際には、疑問に思っていることや、不安に思っていることなどもお気軽にご相談ください。
ご予算や、ライフプランに合わせたご提案をさせていただきます。
もちろん、ご契約までは無料でさせていただきますのでご安心ください。