「メトロタイルとはどんな屋根か知りたい」
「メトロタイルを設置するメリットとデメリットが知りたい」
メトロタイルと聞いても、どんな屋根材でどのようなメリット・デメリットがあるのかイメージしにくいでしょう。
この記事では、あまり耳にすることがないメトロタイルという屋根材について、特徴などを詳しく解説していきます。
解説する情報は、大きく分けて以下の2つです。
メトロタイルについて詳しく知りたいという方は、ぜひこの記事をチェックしてみてください。
メトロタイルとは、0.39ミリの鋼板にアルミ・亜鉛合金めっき層やアクリルベースコートなどを重ねて表面に天然石粒を施した屋根材です。
軽量で災害に強く、リサイクルできるという特徴があります。
メトロタイルには、「メトロローマン」「メトロスレート」「メトロシェイク」の3つのタイプがあり、それぞれ風合いが異なります。
メトロローマンは南欧風の洋瓦をイメージしており、メトロスレートはスタンダードで無駄のないシンプルなデザインです。
そして、メトロシェイクは木目模様で暖かみのあるデザインとなっています。
どのタイプも、洋風にも和風住宅にもマッチする使いやすいデザインです。
メトロタイルは、表面に天然石粒が施されておるため、定期的に塗り替える必要がありません。
メンテナンスの手間が省けるだけでなく、塗装費用も抑えられます。
メトロタイルは、1枚ずつビスを使って野地に固定されるインターロッキング工法で設置されるため、強風にも強く安心です。
風速53メートルにも耐えられるよう、しっかりと設置されます。
また、台風や強風などの際に屋根が落下する恐れが低いため、事故を未然に防げます。
メトロタイル屋根について、メリットとデメリットをそれぞれ紹介します。
メリットとデメリットを知り、メトロタイルの特徴をしっかり理解しましょう。
メトロタイルのメリットは、以下の4つです。
それぞれのメリットについて、詳しく説明していきましょう。
表面に施されている天然石粒が紫外線からの影響をシャットアウトするため、サビに強い屋根材となります。
メトロタイルは耐候性も高いので、湿気の多い日本の住宅の屋根に適しています。
メトロタイルは、表面に天然石粒を施しているため、太陽光による室内温度の上昇を抑えられます。
また、鋼板を中心に材質を重ねてつくられた屋根材なので、メトロタイルの内部には空気層ができます。
この空気層も、断熱性を高くする効果があるのです。
断熱効果が高い屋根材を設置すると、光熱費やCO2の排出を減少できます。
メトロタイルは、エコな屋根材とも言えるでしょう。
メトロタイルは、国土交通省が定める不燃認定を受けている、耐火性に優れた屋根材です。
耐火性に優れているため、火事の際の燃え広がりを抑えられます。
メトロタイルには、製品保証が30年、美観保証が10年付いています。
塩害地域でも保証対象となるため、安心して施工できます。
メトロタイルのデメリットは、以下の2つがあります。
それぞれのデメリットについて、詳しく説明していきましょう。
メトロタイルには3つのタイプがありますが、それぞれ3~4色しか展開していません。
メトロローマンは「バルセロナ」「フィレンツェ」「リスボン」「メスキート」の4色。
メトロスレートは「メスキート」「ウォールナット」「フォレスト」の3色です。
メトロシェイクは「グリーンストーン」「コーヒーブラウン」「チャコール」の3色です。
選べるカラーが少ないため、自分の気に入る色がない、という場合もあります。
日本でメトロタイルがはじめて設置されたのは1996年で歴史が浅いため、施工に慣れている業者が少ないです。
そのため、工事の失敗を防ぐためにも、メトロタイルを設置する際は施工に慣れた業者を探すようにしましょう。
メトロタイルは災害に強いだけでなく、塗装が不要な屋根材なため、短期間でのメンテナンスによる時間と経済的負担がありません。
また、保証が充実しているため、長く安心して暮らせるのも嬉しいポイントです。
日本は自然災害が多いため、屋根を葺き替える際は、メトロタイルのように台風や地震などに強い屋根材を選ぶようにしましょう。
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