鹿児島の屋根やさんコラム│軒っているいらない?
街の屋根やさん鹿児島店です。
鹿児島から、屋根に関するちょっとした豆知識やお役立ち情報をお伝えしていきます(^^)
おすまいの軒について考えたことはありますか?
ひとくちに「軒」と言いますが、どの部分で、どのような役割を持っているのかご存知でしょうか?
屋根には軒がある家とない家があります。
そして、その軒の大きさも様々です。
無くても小さくても大丈夫であれば、そもそも軒は家に必要なものなのでしょうか?
最近は、こちらの画像のように、軒が無い家も多く見かけますね。
軒の役割を知り、軒の必要性があるのかどうか見ていきましょう。
ざっくりいうと、外壁より外に出ている屋根のことを軒と言います。
なんとなく、その部分が「軒」というのは認識されていると思います。
軒が付く言葉には、「軒先・軒下・軒天」といったものがありますが、この中で聞き馴染みがないのは、「軒天」でしょうか?
家の軒に入った時、上を見上げたときにある部分。それが軒天です。
軒があることで、外壁材そのものや目地のシーリング材に直射日光や雨風が打ち付けることを妨げることが出来ますので、外壁及びシーリング材の経年劣化の速度を緩めることが出来ます。
また、外壁だけでなく、窓から入る日差しや、雨も減らすことが出来ます。
窓から入る日差しは、室内の温度を高くする原因となります。
冬は暖かくなるので良いですが、夏場はあまり日射しが多く入ることを望まない方が多いかと思います。
また、前述の「軒天」の部分に通気口を持たせている作りの家が多く見られます。
これは、屋根の内部の換気のためにつけられています。
屋根の内部は、温かい空気がたまったり、湿気がたまりやすい場所でもあります。
軒があることは、屋根の中の空気の換気をスムーズにすることにも役立っています。
軒が大きい家は、前述の通り、軒の役割を大きく果たしてくることが期待できます。
軒が大きければ大きいほど、外壁や窓に当たる日光や雨風は減らすことが出来ます。
軒が大きいことで、おすまいの経年劣化の低減と住みやすさを向上させることが出来るため、家を守るという意味では軒が大きい方が有利だと言えます。
ですが、軒が大きいことでメリットしかないのかというとそうではありません。
軒が大きくなりますと、その分費用は大きくかかります。
屋根自体の重さも大きくなるため、それを支える耐重量性能が必要です。
また、軒を大きく出す為は、おすまいの敷地に余裕が必要となってきますので、立地を選ぶ場合もありますのでご注意ください。
軒が小さい家というのは、軒無し住宅や軒ゼロ住宅とも呼ばれ、上記のように、軒もしくはケラバの出の部分が小さい家を指します。
(
軒とケラバの違いが気になる方はコチラをどうぞ>>)
軒が小さいと、外壁に直射日光や雨風が直接当たることで、おすまいの劣化は早まることは否定できません。
それでも人気があるのにはもちろん理由があります。
軒が小さいことで費用を抑えることが出来たり、軒を小さくすることで居住スペースの面積を広くとることが出来るなどのメリットもあります。
狭小地に家を建てる場合は、軒を大きくすることが選択できないという場合もあります。
広くて余裕のある土地に家を建てられることが難しい現代ならではの理由で、軒無し住宅が増えている傾向は多くみられるようです。
また、軒のない家のデザインはシンプルになりますので、そのデザイン性から増えているのも理由です。
おすまいにある軒の部分は、あってもなくても家としての機能を果たせますし、それぞれにメリットデメリットがあることが分かりました。
ですが、おすまいを長持ちさせるという意味では、軒の果たしている役割は意外と大きいものだと分かりました。
今、おすまいになられている家が、実際に軒が小さかったり、ないなどの理由で、外壁や窓の受ける影響が気になっている方は、窓のところに庇を付けるだけでも改善されることもありますので、そういったことも視野に入れてみてはいかがでしょうか。
そういった、今おすまいになられている家に感じる不安や不満、問題点だと感じていることはありませんか?
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