街の屋根やさん鹿児島店です。
鹿児島から、屋根塗装をする際知っておくと役立つ情報をお伝えしていきます（＾＾）

屋根のメンテナンスにもいろいろありますが、その中でも定期的に行うもののひとつに「塗装」があります。
塗装が必要な屋根材は多く、阪神大震災以降急激にそのシェア率を延ばしているスレート屋根に関しては、「塗装」が長持ちのポイントと言っても過言ではないほど重要なメンテナンス方法です。

しかし！
塗装をしても「意味がない屋根」というものが存在します！
しかも、その屋根は、スレート屋根だというから驚きの事実ですね。

さて、塗装の意味がない屋根とは一体どういうことでしょうか？
スレート屋根なのに塗装の意味がないって・・・。

もしかすると、これを読んでいる方にも当てはまる屋根の家にお住まいの方もいるかもしれません。
早速そのお話に入っていきましょう！

スレート屋根の塗装メンテナンス

そもそもどうしてスレート屋根には塗装をするの？

まずは、そもそもどうしてスレート屋根に塗装をするのか振り返ってみましょう。

スレート屋根は、原材料がセメントでできていて、そのままでは防水性がありません。
そのため、塗装により塗膜を作り、この塗膜によって防水性を与えています。
屋根は、雨が直接打ち付けるところですので、防水性がないと、どんどん屋根材が水を吸収し、日に日に劣化していきます。
水を吸い乾燥をしていくうちに薄型のスレート屋根はどんどん反り、ヒビ・割れ・欠けといった損傷に繋がります。
また、劣化の途中段階で、コケやカビなどが発生することで劣化の速度も上がり、スレート屋根にとって、塗料の塗膜によって防水性を持つことが非常に重要になってきます。

塗装の意味がないとは？

では、塗装しても意味がない屋根材とは、一体どういうことでしょうか？
実は、とある理由によって、塗装をしてもこの塗膜を維持することが難しい「屋根材」や、「屋根の状態」があります。

あくまでも塗装によるメンテナンスは、「塗膜」を作ることで、屋根材の耐久性を維持するためのものであり、すでに破損したものを強化するといった役目はありません。
ですので、塗装をしたところで・・・という屋根材や屋根の状態というものがあるわけです。

では、具体的にどのような「屋根材」と「屋根の状態」なのか主なものについて紹介します。

塗装をしても塗膜を維持できない屋根材

ノンアスベストのスレート屋根材

これらは、アスベストほどの強度を発揮できず、ひび割れを起こしやすかったり、表面の層がミルフィーユ状に剥がれやすかったりといったトラブルが多く、実際塗料をしたとしても、その塗膜が簡単に剥がれ落ちる結果となるため、「塗装をしても意味がない」という判断に至る屋根材なのです。

屋根塗装は、足場も必要になる工事ですので、費用も掛かります。
できる限り長持ちするメンテナンスを希望される方がほとんどだと思います。

長持ちしないメンテナンスとなってしまうことから、「塗装をしても意味がない」というわけなのです。

耐久年数が長く見込めない劣化の屋根材

前述しました通り、塗装によって「塗膜」を作ることで耐久年数を維持することは出来ますが、すでに破損している部分を修復させるほどの力は塗装にはありません。

このような状態になる前に、点検をしてメンテナンスすることで通常のスレート屋根材は耐久年数を全うできますので覚えておくと良いでしょう。

まとめ

屋根材や屋根の状態によっては、屋根に塗装をしても長持ちさせることが出来ず、費用が無駄になってしまう！
というパターンがあるということがお分かりいただけたでしょうか？

そして、ここまで読んだら気になりますよね・・・。

では、塗装ができない屋根は、どうしたらいいの？！ということです。

それについては、次回のコラムでお話ししていきたいと思います。

おすまいになられている屋根の「屋根材」が、一体どこのメーカーの何というものなのか把握できている方は少ないかと思います。
ましてや、ご家族から引き継いだお住まいであったり中古で手に入れたものであればなおさらでしょう。

そういえば、うちの家の屋根もそろそろ色が褪せてきてるし、もしかしたら塗装の時期かもしれないな。
そう思われましたら、まずは無料点検をしておきましょう！
私たち街の屋根やさん鹿児島店では、屋根・外壁といったおすまいの無料点検を行っております。

そのタイミングでどのようなメンテナンスをしておくことがオススメなのか、おすまいの状態や材質に合わせたご提案をさせていただきます。
お気軽にお問合せください！