「屋根を補修するにあたり、塗装か葺き替えどちらにするべきか知りたい」
「塗装と葺き替えにかかる費用相場が知りたい」
屋根の劣化が気になり、補修しようとする際には、このような悩みを持つこともあるでしょう。
塗装と葺き替えは、工事の内容が全く異なり、かかる費用も大きく違います。
そのため、工事の失敗は必ず避けたいところです。
この記事では、屋根の塗装と葺き替えについて以下のような情報を解説します。
屋根は雨漏りから住宅を守る大切な場所なので、補修方法を間違わないためにも、塗装と葺き替えの違いをしっかり理解しておきましょう。
屋根の塗装と葺き替えのタイミングについて、わかりやすく解説していきます。
それぞれの違いをチェックすることで、どちらの方法で屋根を補修するべきかイメージしやすくなるでしょう。
屋根を塗装するタイミングは、以下の4つのときです。
それぞれのタイミングについて、詳しく解説していきましょう。
屋根の色が褪せてきたら、塗膜が劣化している状態なので、塗装するタイミングです。
色褪せしたからと言って、すぐに雨漏りしたり屋根が腐食したりすることはありません。
しかし、少しでも劣化を防ぐためには、早めに塗装してメンテナンスするようにしましょう。
塗膜の剥がれは、経年劣化によって起こります。
経年劣化により屋根の塗装が剥がれている場合、防水機能が低下して屋根材が腐食してしまいます。
屋根の強度を高めるためにも、早めの塗装が必要です。
カビやコケが発生した場合、高圧洗浄で除去できない部分は塗装が必要となります。
カビやコケを放置していると、塗膜が剥がれて防水機能が低下してしまうため、早めにメンテナンスすることをおすすめします。
前回の工事から10年が経過する頃に、再度屋根を塗装する必要があります。
種類によって異なりますが、塗料の耐用年数はおよそ10年ほどです。
耐用年数が過ぎると、塗膜の剥がれや防水機能の低下などが起きるため、早めに塗装しなければなりません。
屋根を葺き替えるタイミングは、以下の5つのときです。
それぞれのタイミングについて、詳しく解説していきましょう。
屋根が破損している場合、塗装では補修できないため葺き替えることになります。
屋根が破損していると、雨漏りしたり、破片が飛んで事故につながったりします。
早めに補修するようにしましょう。
屋根のずれは塗装では補修できないため、葺き替えて新しい屋根材を設置します。
屋根のずれも、雨漏りや事故を引き起こす可能性があるため、早めに葺き替えるようにしましょう。
雨やカビなどによって屋根が腐食している場合、下地も破損している可能性があるため、葺き替えによって補修するようにします。
特に、金属製の屋根は錆びやすいため、腐食に注意しなければなりません。
雨漏りが発生した場合、塗装での補修は不可能なので、葺き替えをして屋根を一新させます。
雨漏りを放置していると、住宅の内部が腐食してしまうため、早めの補修が必要です。
設置している屋根材の耐用年数を迎えたら、葺き替えて新しい屋根にします。
屋根材別の耐用年数をわかりやすく表にして記載するので、ぜひチェックしてみてください。
屋根材 | 耐用年数 |
日本瓦 | 50年以上 |
スレート | 20年前後 |
アスファルトシングル | 20~30年 |
ガルバリウム鋼板 | 30年前後 |
トタン | 10~20年 |
屋根の塗装と葺き替えにかかる費用相場を、それぞれ解説していきましょう。
実際にかかる費用は、工事を行う業者によって異なるため、見積もりの際によく確認しておきましょう。
塗装費用の相場は、目安として1平方メートルあたり2,400~4,000円ほどです。
塗装だけでなく、足場の設置や高圧洗浄などにかかる費用も含まれています。
葺き替え費用の相場は、目安として1平方メートルあたり9,000~15,000円ほどです。
葺き替えの場合、屋根材に費用がかかるため、塗装に比べると3~4倍ほど高くなります。
屋根の補修が必要となったとき、塗装か葺き替えかで悩んだら、まずは専門業者に相談することをおすすめします。
屋根の劣化や破損の状態は、素人では判断しにくいものです。
破損の状態を悪化させないためにも、補修方法はプロに判断してもらうようにしましょう。
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