鹿児島の屋根やさんコラム│遮熱と断熱の違いを知る
街の屋根やさん鹿児島店です。
鹿児島でおすまいのリフォームをお考えの方に役立つ情報をお伝えしていきます(^^)
4月といえば、春の陽気を楽しむことが出来る季節です。
春になり、徐々に暖かいというよりも「暑い日」というのも出てくる季節に向かっています。
そんな鹿児島では、おすまいが暑くなる、暑くなりすぎる。
暑いというよりもはや熱い。という問題に直面することも多くありますよね。
家のあちこち、直射日光によって熱せられて、その熱気が家にそのまま入ってくる。
そんな悩みを解決するのが、「遮熱」」です!
今回は、遮熱について見ていきたいと思います。
併せて、似た言葉に「断熱」がありますので、この違いも一緒に見ていきましょう。
前述の通り、「遮熱」と「断熱」は同じものだと思っている方も多いかもしれませんね。
その違いについて知っている方は実は少ないのではないでしょうか?
「熱を遮る」「熱を断つ」どちらも、今回のテーマ、熱の影響を受けなくするためには役立ちそうです。
ですが、その、家に伝わる熱の影響を減らすための方法が全く異なりますので、それぞれの違いについて見ていきたいと思います。
遮熱とは、日射しを吸収しないように反射させることです。
ですので、熱をシャットアウトして、外からの熱を入らないようにしています。
このように遮熱は外からの熱を跳ね返す方法で「熱を遮ること」なので、あくまでも暑さを和らげることが目的となります。
遮熱では熱さを反射することで屋根材や外壁材が熱くなることにより室温が上がることを防ぐことが出来るのですが、部屋の中の暖かさを保ったり、外からの寒気を防ぐ役割はありません。
断熱は、外からの熱の侵入も防ぐ一方で、冬は室内の暖気を外に逃がさないという働きもあります。
外側からも内側からも「熱を断つ」という状態になりますので、遮熱と違って、夏の暑さだけでなく、冬の寒さに対しても効果が期待できるのが断熱です。
一言でいうと、「熱を伝わりにくくする」働きです。
断熱では、外からの熱を室内に伝えにくくすることと、室内の暖かさを外に逃がさないようにすることとどちらへも効果が期待できるため、外気の影響を受けにくく、室内の冷暖房の効果も逃がしにくいということになります。
その結果、暑さにも寒さの両方に対して和らげてくれるというメリットが期待されるのが断熱なのです。
遮熱と断熱では、断熱の方が様々な効果が期待できる分、取り入れる際の費用は高くなります。
前述の通り、断熱の方が遮熱よりも費用が掛かります。
特に鹿児島のように、冬でもそこまで極端な寒さにならない地域であったり、寒さに強いという方がお住まいでしたら、断熱にかける分の費用をもっと別のものに使うこともできます。
夏の暑さだけ対応できればいいという場合は、遮熱がオススメです。
断熱であれば、暑さ・寒さどちらにも対応できます。
そのため、初期費用は遮熱と比べるとかかってしまいますが、夏も冬も光熱費を抑え、快適に過ごすことが出来ます。
また、光熱費だけでなく、実際に冷暖房を使うことで空気が乾燥したりするのが苦手な方にとっては、空調を減らしたり弱めて生活できることは大きなメリットだと思います。
季節を問わず快適に過ごしたい方には、断熱がオススメです。
「遮熱」と「断熱」の違い、お分かりいただけましたか?
そもそもこのふたつが「違う」ということを知らなかった。という方もこのコラムを読んで「なるほど!」と思っていただけていたら幸いです。
それぞれの違いを知ることによって、おすまいに使用する素材や塗料などが「遮熱」で大丈夫なのか、「断熱」が必要なのか、取捨選択することで、効率の良い予算の使い方をして、快適なおすまいにすることが出来るかと思います。
私たち街の屋根やさん鹿児島店では、無料でのおすまいの点検をしております。
その際には、おすまいのお悩みやご不満をお話しいただけますと、そのお悩み解決になるようなお見積りやご提案をすることも可能です。
屋根だけでなくおすまい全てのリフォームに対応できる私たちだからこその、アドバイスもさせていただきます。
今不具合やお悩みがない方も、「最近点検してないし」「もしかしたらこれって不具合?」という方も大歓迎です。
鹿児島に住むみなさまのおすまいのお悩み解決の力になれる日を楽しみにしています。
9時~18時まで受付中!
0120-867-755