「屋根の保証ってどんな種類があるの?」
「屋根の保証期間ってどれくらい?」
上記のような疑問をお持ちの方、いらっしゃるのではないでしょうか。
屋根の修理が必要な時、保証がついているかどうかは大切です。
しかし、保証には法律で定められたり、メーカーが出していたりとさまざまな種類があります。
この記事では、施工管理の資格者が屋根の保証について徹底解説します。
具体的には、以下の内容を解説します。
屋根の保証の種類や注意点を知って、万が一のトラブルに備えましょう。
屋根の保証には以下の3種類があります。
具体的に見ていきましょう。
新築住宅の場合、10年間の瑕疵担保責任が法律で定められています。
そのため、住宅を新築してから10年間は修理や賠償を求めることができます。
また、特約により瑕疵担保責任を20年間に延長することもできます
リフォームの場合、瑕疵担保責任は適用されませんが、民法で1年間の保証期間が定められています。
1年を超えると法的な保証はないので、工事会社との交渉が必要となります。
メーカー保証は、屋根材料を製造したメーカーが独自に定める保証です。
屋根に使う材料や製品によって期間は差があり、保証をつけていないメーカーも存在します。
保証をつけている場合は、スレート屋根で10年、金属屋根で15年程度の製品が多いでしょう。
屋根の塗装に関してはメーカー保証の対象外となる場合が多いため注意が必要です。
施工保証は、工事を請け負う施工会社が独自に定める保証です。
10年程度の施工保証が一般的ですが、施工会社によって保証をつけるかどうかは異なります。
長期の保証を設けている会社もあれば、何もしない場合もあります。
屋根のリフォームの場合、工事会社に施工を直接依頼するケースが増えているので、保証の内容について書面で確認することが大切です。
法律による保証期間はすべての新築住宅に付いてきますが、メーカーの製品保証か施工保証かを見分けるには契約書を確認しましょう。
契約書には、保証内容や期間についての記載があります。
業者は保証内容を契約書と一緒に配布するのが原則ですが、施工会社によっては口頭で済ませてしまう場合もあります。
口頭だけだった場合は施工会社に保証内容の提示を依頼したり、メーカーに保証内容について問い合わせたりしましょう。
屋根の保証には、注意点があります。
詳しく見ていきましょう。
ハウスメーカーで新築住宅を建てた際には「同じ会社でリフォームをしないと保証の対象外となる」といった内容になっている場合があります。
このような契約となっているのは、同じ会社でアフターメンテナンスを継続的に行ってもらうことで利益を得るためです。
その場合、リフォーム会社独自の保証は受けられないことがあります。
新築時に保証書の内容をよく確認して、リフォーム時に会社を変える可能性も考慮してから契約をして、後悔しないようにしましょう。
太陽光パネルを設置した場合、施工会社によっては保証の継続ができずに対象外となる恐れがあります。
太陽光パネルの設置業者が屋根の保証を引き継いでくれる場合には問題ないでしょう。
しかし、設置業者が保証を設けていないのなら、屋根の保証がない状態になってしまいます。
新築を建てる時やリフォームの際に、屋根に手を加えた場合の保証について施工業者と話し合いをしておくことが大切です。
新築の住宅の屋根の保証期間は、法律で10年と定められています。
リフォームの場合は10年の瑕疵担保責任こそ定められていませんが、施工会社が独自に10〜15年間の保証期間を設けています。
リフォームをする場合や太陽光パネルを設置する場合は、保証の対象外となるおそれもあるため、内容を十分にチェックしておきましょう。
ほかにも「初心者でもわかる屋根塗装の耐用年数と寿命を長く保つコツ」の記事では塗装の寿命を長く保つコツを紹介しています。ぜひ確認してみましょう。
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