台風で屋根が飛ばされる理由って?!

その中でも、飛んだり飛ばされたりすると非常に困る屋根。
どうして屋根が飛ばされることになるのか、よくある理由とそれを防ぐ方法についてご紹介いたします。
主な屋根が飛ぶ原因と状態
棟板金が飛ばされる

棟板金は、屋根の頂点に当たる部分の金属部分です。
この部分は経年劣化で反ったり、釘が浮いたり抜けたりすることによって固定が弱くなり、台風の強風により飛ばされる可能性が高い箇所になります。
棟板金は、1~2メートルの長さで飛ばされることもあります。
高いところから飛ぶこともあり、飛距離も長くなるため要注意です。
ご自宅の敷地内だけでなく、ご近所の敷地へ飛び、家・車・人などを傷をつけてしまっては大変です。
今後長く住むご近所でのトラブルを起こさないためにも、防ぎたいものです。
棟板金の破損については、事前の点検・メンテナンスで防げることもあります。
建築・リフォーム・前回の点検から経過年数が長い場合は、本格的な台風シーズン前に一度点検しておくことをおすすめいたします。
瓦のズレや屋根材のヒビによる部分的な落下や飛散
瓦がズレたりヒビが入っていると、その部分が強風によって飛ばされやすくなります。
台風の場合、もともとヒビが入っていなくても、飛来物がぶつかって割れたりヒビが入ってしまうこともあります。
飛来物による破損は防ぎようがありませんが、ズレなどは事前に点検しメンテナンスしておくことで防げる可能性が高まりますので、こちらも、点検しておくことで被害を減らしたり、最小限に抑えることができます。
台風の場合、もともとヒビが入っていなくても、飛来物がぶつかって割れたりヒビが入ってしまうこともあります。
飛来物による破損は防ぎようがありませんが、ズレなどは事前に点検しメンテナンスしておくことで防げる可能性が高まりますので、こちらも、点検しておくことで被害を減らしたり、最小限に抑えることができます。
窓ガラスなどが割れ室内に入った強風により内部からの吹き上げ
飛来物が窓ガラスにぶつかり、室内に強風が吹き込むことがあります。
その際に、室内に吹き込んだ空気が吹き上げて内部からの力で屋根が破損したり飛ばされることもあります。
どんなに事前に対策をしても、飛来物を完全に避けることは難しく、自然災害の怖いところです。
その際に、室内に吹き込んだ空気が吹き上げて内部からの力で屋根が破損したり飛ばされることもあります。
どんなに事前に対策をしても、飛来物を完全に避けることは難しく、自然災害の怖いところです。
事前にできる対策

事前にできることは下記の通りです。
屋根の点検をする
前述したとおり、棟板金及び貫板や瓦のズレなど、事前に屋根点検およびメンテナンスをすることで、風によって飛ばされる可能性を低くすることが出来ます。
屋根の上は普段目で見る場所ではないため、現状が分かりにくく、劣化に気付きにくい箇所でもあります。
台風が来て慌てるのではなく、定期的な点検をすることで、安心して暮らせる家を保ちましょう。
特に台風シーズンになると、台風被害によって修理が必要となる家が増えるため、屋根工事業者への依頼が混雑し、被害があってすぐに対応してもらえない可能性も高まります。
これを読んでいて、何らかの不安があったり、前回の点検がいつだったのか思い出せない場合は、お気軽にご相談ください。
屋根の上は普段目で見る場所ではないため、現状が分かりにくく、劣化に気付きにくい箇所でもあります。
台風が来て慌てるのではなく、定期的な点検をすることで、安心して暮らせる家を保ちましょう。
特に台風シーズンになると、台風被害によって修理が必要となる家が増えるため、屋根工事業者への依頼が混雑し、被害があってすぐに対応してもらえない可能性も高まります。
これを読んでいて、何らかの不安があったり、前回の点検がいつだったのか思い出せない場合は、お気軽にご相談ください。
雨戸やシャッターの点検をする
台風が来た!雨戸やシャッターを閉めよう。
・・・と思ったら動かない!閉まらない!
では、せっかくの役割を果たせません。
こちらも、事前にきちんと開閉できるかなど確認しておきましょう。
ご家庭によっては、普段頻繁に使わないものでもあるので、台風シーズンに入る前に一度確認しておきましょう。
・・・と思ったら動かない!閉まらない!
では、せっかくの役割を果たせません。
こちらも、事前にきちんと開閉できるかなど確認しておきましょう。
ご家庭によっては、普段頻繁に使わないものでもあるので、台風シーズンに入る前に一度確認しておきましょう。
台風前にベランダや庭を片付ける
屋根やガラス窓への飛来物を防ぐために、ベランダや庭に置いているものが飛ばないようにしましょう。
物干や鉢植えなど、飛ぶ可能性があるものは固定したり、片付けておきましょう。
ご自宅だけでなく、近隣の家に飛んで迷惑をかけることになっても大変です。
物干や鉢植えなど、飛ぶ可能性があるものは固定したり、片付けておきましょう。
ご自宅だけでなく、近隣の家に飛んで迷惑をかけることになっても大変です。
ところで棟板金って?

写真のように、屋根の接続部分を保護し、雨の侵入を防ぐ役目があります。
また、頂点にかぶさりますので、屋根材を固定しています。
この棟板金は、釘やビス止めされていますので、それらの押えが浮いたり抜けたりしていると強風によって飛ばされやすくなります。
また、この棟板金の下にある貫板の部分が劣化している場合も、固定している釘などが抜けやすくなり、飛ばされる原因となります。
「この棟板金の部分が浮いている、ここの釘が抜けているからリフォームした方がいいですよ。」
という、お声がけでやってくる悪徳訪問販売業者も多いと聞きます。
目で見ることが難しいけれど、屋根の不調が起こりやすく、破損していると非常に不安になる箇所であるためです。
本当にメンテナンス時期であるから声をかけられるということもあるとは思いますが、特に不良箇所が無いのにそのように伝え不安をあおり、契約を迫る業者もいます。
定期点検をしておくことで、「うちは大丈夫」と安心してお断りできます。
もし、不安に感じた場合は、信頼できる屋根工事業者へ相談するようにしましょう。
焦ってその場で見知らぬ業者の方を屋根の上にあげたり、今すぐ契約したら安くしますといった言葉に流されて契約するようなことはやめましょう。
まず、通常であれば、その場で金額を決めることは出来ません。
見積金額を正確にお出しし、検討していただき、契約を急かすようなこともいたしません。
大事なお住まいのメンテナンスです。慎重になって当然です。
繰り返しますが、決してその場で契約をしたり点検で屋根に上がってもらうようなことは避けましょう。
まとめ
台風はいろいろなものを吹き飛ばします。
自宅から飛ぶもの、自宅へ飛んでくるもの。
予測できないですし、予防できないことが沢山あります。
少しでも飛びにくく、飛ばさない状態にする。
万が一飛んできた際に被害を小さくする。
そういった目線で対策をすることが大事になってきます。
繰り返しますが、定期的な屋根の点検をしておくことで防げる被害が多くあります。
台風災害だけでなく、普段の生活にも健全な屋根が快適な生活を守ってくれます。
不安を抱えたままの生活をするのではなく、不安を減らすためにも、私たちまちの屋根やさんにお気軽にご相談ください。
自宅から飛ぶもの、自宅へ飛んでくるもの。
予測できないですし、予防できないことが沢山あります。
少しでも飛びにくく、飛ばさない状態にする。
万が一飛んできた際に被害を小さくする。
そういった目線で対策をすることが大事になってきます。
繰り返しますが、定期的な屋根の点検をしておくことで防げる被害が多くあります。
台風災害だけでなく、普段の生活にも健全な屋根が快適な生活を守ってくれます。
不安を抱えたままの生活をするのではなく、不安を減らすためにも、私たちまちの屋根やさんにお気軽にご相談ください。