鹿児島の屋根やさんコラム│屋根のサビの原因とその予防って?
街の屋根やさん鹿児島店です。
鹿児島で屋根にお悩みのある方に役立つ情報をお伝えしていきます(^^)
屋根にサビが!
屋根が劣化してくると錆てくることがあります。
今回は、そのサビを少しでも防ぐ方法について考えてみたいと思います。
また、金属屋根はともかく、スレート屋根や瓦屋根でもサビは全くの無縁ではないので、そのお話も少ししてみたいと思います。
屋根が錆びてしまう原因とは何でしょうか?
サビは、金属に水が触れることで、一種のイオン化現状を起こし「腐食」することで発生します。
このように、「腐食」によっておこるため、茶(茶褐)・黒・黄・白・青・・・素材や発生方法により色々な色や見た目で現れます。
具体的にどういった時に、屋根にサビが発生するのでしょうか。
今回は、屋根に限定した原因についてピックアップします。
屋根材や、屋根の雨仕舞などの部品で金属が使われている部分に雨などで水分が付着することが原因です。
この時、水分・金属・酸素とが化学反応を起こすことでサビが発生します。
また、潮風には塩分が含まれるため、更にその反応が加速されるため、「塩害」として認識しておく必要がある場合もあります。
一部の金属屋根の保証については、海岸からの距離によって保証外になることがあります。
上記のとおり、金属は錆やすい素材ですので、塗料などにより塗膜を作り、錆にくい状態にして屋根材にしたり部材・部品を作ったりしています。
ですが、日常の太陽光や雨風による経年劣化により、それらの塗膜は次第に剥がれていきます。
その結果で、「サビにくい」と謳われている屋根材や部材についても、通常の金属に比べると経年劣化が始まるスピードは遅くなりますが、経年劣化を放置し劣化が進行することにより、いずれは徐々にサビが発生していくことになるのです。
既に錆びてしまった部分は、雨に濡れることにより、他の部分にもそのサビが流れていきます。
その結果、その箇所にもサビを増やしていくことになります。
サビは1箇所出来るとそこから広がっていきます。
サビの発生源は、屋根材だけではなく、屋根材を固定する部材であったり、屋根の上に乗っているアンテナや太陽光発電などの金属部のサビであることもあります。
それらのサビが雨水で流されることによってサビの範囲が広がっていく状態です。
これはちょっと残念な理由なのですが、屋根の施工時・塗装時に、充分な下処理やサビ止めを施さなかった場合になります。
逆に言うと、きちんとした施工であれば、サビの発生までの期間が出来るだけ先に延ばせるよう丁寧に作業を行います。
また技術だけでなく、サビ止めの性能を持つ塗料を用いたり、正しい塗料の使い方をすることで更にサビから屋根を守ることも期待できます。
その名の通り金属でできていますので、一番サビと密接な関係にある屋根材です。
とはいえ、以前の金属屋根で一番ポピュラーであったトタン屋根に比べると、様々な表面加工をすることや、塗料の進化により、「サビにくい」屋根材が普及しつつあります。
とはいえ、絶対に錆ないというわけにはいかないのでご注意ください。
スレート屋根はセメントでできているので、屋根材そのものが錆ることはありません。
ですが、固定に使われるビス・棟板金部分の金属であったり、施工に金属が使われることが多いため、そこからのサビの発生の可能性があります。
粘土瓦(とくにいぶし瓦)は、粘土に含まれる微量の鉱物により点状のサビが発生する可能性がわずかですがあります。
ですが、そこからサビが広がったりそれが原因で瓦の内部が劣化してボロボロになるといったことはありませんでご安心ください。
サビとは関係ありませんが、陶器の食器で表面に使われている釉薬にヒビのような亀裂のようなものが入ったものを見たことはありませんか?
陶器瓦にも似たようなものが見られる場合がありますが、これも防水性に影響するものや劣化ではありませんので、その判断や区別をできない業者には気を付けましょう。
サビの発生要因は、金属(鉱物)と水と酸素が化学反応することです。
少しでもこれらの3つが密着した状態の時間を短くすることが大事です。
そのためにできることは、できるだけ金属と水を触れさせないことです。
(酸素は空気を取り除くということは無理なので)
金属は塗料などでコーティングすることで、錆にくくなります。
水は、少しでも水切れの良い屋根の作りにすることが大事になってきます。
そのためにも、屋根材の塗装メンテナンスは非常に重要になってくるわけです。
屋根材をはじめとする屋根に使われている部材の金属の塗装がしっかりしていることで撥水性・防水性を保つことにより腐食しづらい状態を作ります。
そして、雨樋を含む、屋根の雨仕舞をしっかりとしておくことで、水切れが良くなり、屋根の様々な部材と水が触れている時間を短くすることになります。
この家建てて何年経ったかな?
前回の屋根塗装から何年経ったかな?
この前の大雨の時、雨漏りっぽいことが起きてたな・・・。
強風の日に屋根になんかぶつかった音がしたかも・・・。
どんな些細な不安でも、私たち街の屋根やさん鹿児島店にご相談ください。
屋根は高所にあり、ご自分で点検するのは控えて頂きたい箇所です。
お見積り作成までは無料でいたしますので、無理をせずにお気軽にお声かけいただけたらと思います。
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