鹿児島の屋根やさんコラム│大掃除のこの季節、屋根のお掃除はどうする?
街の屋根やさん鹿児島店です。
鹿児島から、屋根に関するちょっとした豆知識やお役立ち情報をお伝えしていきます(^^)
年末の風物詩のひとつに、「大掃除」があります。
普段は手の届かない場所であったりと、おすまいの色々な場所をこのタイミングで一気にお掃除することがあると思います。
普段からこまめにしっかりと掃除していれば、大掃除なんてしなくていいのでしょうが・・・(苦笑)
さて。気を取り直して!
表題の件です!
ここは屋根工事コラムです。
屋根の大掃除をどうしたらよいでしょうか?
鹿児島から、屋根に関するちょっとした豆知識やお役立ち情報をお伝えしていきます(^^)
年末の風物詩のひとつに、「大掃除」があります。
普段は手の届かない場所であったりと、おすまいの色々な場所をこのタイミングで一気にお掃除することがあると思います。
普段からこまめにしっかりと掃除していれば、大掃除なんてしなくていいのでしょうが・・・(苦笑)
さて。気を取り直して!
表題の件です!
ここは屋根工事コラムです。
屋根の大掃除をどうしたらよいでしょうか?
屋根の汚れの原因
落ち葉や土砂などの堆積物
屋根の上に積もる汚れです。
ご自宅のお庭からだけでなく、近隣の山や公園などから飛んでくる落ち葉や土砂が屋根の上に溜まることで徐々にこびりつくなどの形で定着してしまった状態です。
また、排気ガスなどの外気による油分がこれらを定着させる原因にもなるため、最初のうちは雨などで洗い流されますが、徐々に堆積していきます。
ご自宅のお庭からだけでなく、近隣の山や公園などから飛んでくる落ち葉や土砂が屋根の上に溜まることで徐々にこびりつくなどの形で定着してしまった状態です。
また、排気ガスなどの外気による油分がこれらを定着させる原因にもなるため、最初のうちは雨などで洗い流されますが、徐々に堆積していきます。
雨樋部分の詰まりにも注意しましょう
屋根の上に飛んできたものが雨樋に詰まることが多くあります。
飛んできて直接積もる場合もありますし、雨の日に雨に流されて詰まる場合もあります。
このようにして雨樋に落ち葉や土砂などの堆積物が詰まってしまうと、せっかくの雨樋が機能しないだけでなく、雨樋の歪み・変形・割れなどの破損に繋がることもあります。
雨樋が上手く機能しないことで、雨水や下に落ちてはねた泥水などが外壁に多く浴びる形となりますので、汚れの原因ともなります。
飛んできて直接積もる場合もありますし、雨の日に雨に流されて詰まる場合もあります。
このようにして雨樋に落ち葉や土砂などの堆積物が詰まってしまうと、せっかくの雨樋が機能しないだけでなく、雨樋の歪み・変形・割れなどの破損に繋がることもあります。
雨樋が上手く機能しないことで、雨水や下に落ちてはねた泥水などが外壁に多く浴びる形となりますので、汚れの原因ともなります。
カビ・コケなどの発生
屋根材の表面にカビやコケが生えている状態です。
屋根の上は日がよく当たる場所ではありますが、雨などの水も浴びることにより、湿度と日光というカビやコケの発生条件がそろうことにもなります。
そのため、経年劣化により徐々に屋根材の表面にカビやコケが発生していくことになります。
場合によっては、カビやコケだけでなく、前述の堆積物の中に含まれた植物の種子などが原因で、植物が生えるという状態に発展することもあります。
屋根の上は日がよく当たる場所ではありますが、雨などの水も浴びることにより、湿度と日光というカビやコケの発生条件がそろうことにもなります。
そのため、経年劣化により徐々に屋根材の表面にカビやコケが発生していくことになります。
場合によっては、カビやコケだけでなく、前述の堆積物の中に含まれた植物の種子などが原因で、植物が生えるという状態に発展することもあります。
塗膜の劣化
このカビやコケの原因と、塗膜の劣化には実は非常に大きな関係があるのです。
新しいおすまいの屋根にはカビやコケは生えません。
その理由は、屋根材の表面を塗膜が守ってくれているからです。
塗膜がしっかりしている間は、汚れの原因となる油分や水分をしっかりとはじいてくれることで、汚れを堆積することなく雨がふるとその水で洗い流されるような状態です。
塗膜は、日々の紫外線や雨風による経年劣化や、飛来物により傷つけられることにより、徐々に劣化していきます。
新しいおすまいの屋根にはカビやコケは生えません。
その理由は、屋根材の表面を塗膜が守ってくれているからです。
塗膜がしっかりしている間は、汚れの原因となる油分や水分をしっかりとはじいてくれることで、汚れを堆積することなく雨がふるとその水で洗い流されるような状態です。
塗膜は、日々の紫外線や雨風による経年劣化や、飛来物により傷つけられることにより、徐々に劣化していきます。
塗膜の役割
屋根材を守ってくれている塗膜について、ちょっと詳しく見てみたいと思います。
防水性
スレート屋根やセメント瓦のように、主な原料がセメント系の屋根材の場合は、屋根材そのものに防水性がありません。
そのため、塗装をすることで塗膜を作り、水を吸い込む素材に防水性を持たせる必要があります。
この防水性が無くなると、屋根材そのものが吸水することで湿気を持ちやすくなります。
それが原因で、コケやカビの発生、植物の生育しやすい環境を助長します。
また、吸水と乾燥を繰り返すことで屋根材はもろくなりますし、コケ・カビ・植物が発生することで保水量が更に増えてしまうことで劣化速度を上げてしまいます。
屋根材に、このような現象がみられるときは防水性が落ちていますのでメンテナンス時期のサインですので覚えておくと良いでしょう(^^)
そのため、塗装をすることで塗膜を作り、水を吸い込む素材に防水性を持たせる必要があります。
この防水性が無くなると、屋根材そのものが吸水することで湿気を持ちやすくなります。
それが原因で、コケやカビの発生、植物の生育しやすい環境を助長します。
また、吸水と乾燥を繰り返すことで屋根材はもろくなりますし、コケ・カビ・植物が発生することで保水量が更に増えてしまうことで劣化速度を上げてしまいます。
屋根材に、このような現象がみられるときは防水性が落ちていますのでメンテナンス時期のサインですので覚えておくと良いでしょう(^^)
防錆性
トタン屋根やガルバリウム屋根のような金属製の屋根の場合は、水を吸うことはありませんが、塗膜が劣化し剥がれることにより、サビが発生します。
金属屋根の中でも、近年主流となりつつあるガルバリウム鋼板でできた屋根材は、サビにくくはなっておりますが、サビないわけではありません。
表面にキズができることでサビやすくなっていきますので、完全に塗膜が落ちるまえに塗装をすることで塗膜を作って守ってあげましょう。
金属屋根の中でも、近年主流となりつつあるガルバリウム鋼板でできた屋根材は、サビにくくはなっておりますが、サビないわけではありません。
表面にキズができることでサビやすくなっていきますので、完全に塗膜が落ちるまえに塗装をすることで塗膜を作って守ってあげましょう。
耐久年数を延ばす
防水性や防錆性を持たせることによって、劣化を遅らせることが出来ます。
結果的に屋根材そのものの耐久年数を延ばしてくれることになります。
逆に言うと、必要なタイミングでの塗装をせずに放置してしまうと、本来の耐久年数を全うせずに交換する必要が出てきます。
定期的な塗装メンテナンスを行うことは手間がかかるな・・・と思われる方も多いかもしれませんが、長期的にみると、メンテナンスにかかる費用を抑えることが出来ます。
結果的に屋根材そのものの耐久年数を延ばしてくれることになります。
逆に言うと、必要なタイミングでの塗装をせずに放置してしまうと、本来の耐久年数を全うせずに交換する必要が出てきます。
定期的な塗装メンテナンスを行うことは手間がかかるな・・・と思われる方も多いかもしれませんが、長期的にみると、メンテナンスにかかる費用を抑えることが出来ます。
屋根のお掃除方法
では、屋根の上のお掃除ですが、どうするのが良いのでしょうか。
この画像の通りです。
基本的には、屋根の上は大変危険ですので、ご自身でお掃除しようとするのは控えていただきたい箇所になります。
この画像の通りです。
基本的には、屋根の上は大変危険ですので、ご自身でお掃除しようとするのは控えていただきたい箇所になります。
屋根の上に登ってはいけない理由
高所なので落下の危険がある
屋根は高所にある分、落ちたら危険です。
プロの職人さんの作業する現場でも、落下事故が起こることはあります。
安全に作業する足場を用意し、技術や経験があっても100%大丈夫ではないのが高所作業です。
ちょっとだから・・・と軽率に屋根の上に上がることは控えていただきたい行為です。
屋根の上は滑りやすい
屋根の上のカビやコケが原因で滑りやすくなっていることがあります。
ましてや掃除をしようとして濡らしたりしていたらなおさらです。
滑って怪我をしたり、そのまま落下してしまっては大変です。
ましてや掃除をしようとして濡らしたりしていたらなおさらです。
滑って怪我をしたり、そのまま落下してしまっては大変です。
劣化した屋根材を破損させるかも・・・
劣化した屋根材は、人が乗っただけで割れることがあります。
足を一歩踏み入れたらそれだけでその箇所が破損した・・・ということも大いにありえます。
※私たち屋根の専門家であっても、状態によっては屋根の上に上がる点検を避ける場合もあります。
また、滑る・転倒するなどの衝撃によって破損させることもあります。
このような、予期せぬ破損を引き起こす場合もあります。
足を一歩踏み入れたらそれだけでその箇所が破損した・・・ということも大いにありえます。
※私たち屋根の専門家であっても、状態によっては屋根の上に上がる点検を避ける場合もあります。
また、滑る・転倒するなどの衝撃によって破損させることもあります。
このような、予期せぬ破損を引き起こす場合もあります。
まとめ
大掃除で家をきれいにしたい!
とはいえ、屋根の上をご自身で掃除しようとするのは危険なので無理をしないでいただきたい。。。
ということがお伝えできたでしょうか?
きちんとした足場を確保でき、2人以上での作業ができるといったように、安全性を確保したうえで、無理なく手の届く範囲で行うようにしましょう。
そして、これらの屋根の汚れが気になるタイミングこそ、屋根の点検メンテナンスのサインが出ているのです。
駄目になった時交換すればいいや!
と思い、実際不具合が出た際に大きな問題が起こらず即修理ができればいいのですが、雨漏りなどで家電が壊れる2次災害が起こったり、修理しようと思ったら台風シーズンで点検すら予約できない・・・というタイミングに重なることもあります。
手間を惜しむか費用を惜しむか・・・。
という問題はありますが、こういった理由から、定期的な点検とメンテナンスをしておくことで「安心」も得られますので、基本的には手間を惜しまずに定期的な点検メンテナンスを選んでいただくことを推奨しております。
私たち街の屋根やさん鹿児島店では、無料で屋根・外壁の点検を行っております。
気になることがありましたら、お気軽にお声かけください(^^)
とはいえ、屋根の上をご自身で掃除しようとするのは危険なので無理をしないでいただきたい。。。
ということがお伝えできたでしょうか?
きちんとした足場を確保でき、2人以上での作業ができるといったように、安全性を確保したうえで、無理なく手の届く範囲で行うようにしましょう。
そして、これらの屋根の汚れが気になるタイミングこそ、屋根の点検メンテナンスのサインが出ているのです。
駄目になった時交換すればいいや!
と思い、実際不具合が出た際に大きな問題が起こらず即修理ができればいいのですが、雨漏りなどで家電が壊れる2次災害が起こったり、修理しようと思ったら台風シーズンで点検すら予約できない・・・というタイミングに重なることもあります。
手間を惜しむか費用を惜しむか・・・。
という問題はありますが、こういった理由から、定期的な点検とメンテナンスをしておくことで「安心」も得られますので、基本的には手間を惜しまずに定期的な点検メンテナンスを選んでいただくことを推奨しております。
私たち街の屋根やさん鹿児島店では、無料で屋根・外壁の点検を行っております。
気になることがありましたら、お気軽にお声かけください(^^)