「横暖ルーフとはどんな屋根材か知りたい」
「屋根を横暖ルーフにするメリットやデメリットが知りたい」
横暖ルーフと聞いても、一体どんな屋根材なのか分かりにくいでしょう。
屋根は設置後すぐの交換が難しいため、どんな特徴やメリット、デメリットがあるのか知っておくと安心です。
この記事では、横暖ルーフについて以下のような情報を解説します。
横暖ルーフの基礎知識を知り、屋根工事の失敗を避けましょう。
横暖ルーフとは、ガルバリウム鋼板の屋根材です。
ニチハ株式会社が製造、販売を行っており、耐用年数は40~50年もあります。
断熱性や耐候性が高く、長期保証が付いた屋根材なので、設置後も安心して暮らせます。
横暖ルーフは粘土瓦の10分の1ほどの重さなので、住宅に負担をかけませんし、軽量なのでカバー工法にもおすすめの屋根材です。
横暖ルーフは、以下の4つのタイプが販売されています。
それぞれの特徴を紹介していきましょう。
横暖ルーフSは、断熱性の高さが特徴の屋根材です。
遮断鋼板と断熱材を合わせた屋根材で、耐久性にも優れています。
カラーはブラック、ブラウン、グリーンの3色展開です。
横暖ルーフαSは、屋根材のジョイント部分の気密性を高めた構造の屋根材です。
屋根の気密性が高いと、住宅の室内温度が一定に保たれます。
室内温度が一定だと、エアコンの効きが良くなるため、電気代の節約にもなります。
また、屋根材の厚みが最大で17ミリもあるので、断熱性も高いです。
カラーは、ブラックとブラウン、グリーンやギングロの4色展開です。
横暖ルーフプレミアムSは、フッ素樹脂遮熱鋼板でできた屋根材です。
フッ素樹脂遮熱鋼板とは、フッ素樹脂塗料に遮熱顔料を配合して、鋼板に焼き付けた建て材です。
塗料に遮熱顔料を配合することで、断熱性と耐候性に優れた屋根材となります。
カラーは、ブラックとブラウン、グリーンの3色展開です。
横暖ルーフαプレミアムSは、フッ素樹脂遮熱鋼板でできており、屋根材のジョイント部分の気密性も高めています。
言わば、横暖ルーフシリーズの最高レベルの屋根材です。
カラーは、ブラックとブラウン、グリーンの3色展開です。
横暖ルーフのメリットとデメリットを解説していきます。
どのようなメリットとデメリットがあるかを知っておくことで、暮らす上での注意点やメンテナンス方法が分かります。
横暖ルーフのメリットには、以下の4つがあります。
それぞれのメリットについて、詳しく解説しましょう。
横暖ルーフは、耐久性の高いガルバリウム鋼板を使用しているため耐用年数が長い屋根材です。
短期間での交換が不要なので、将来的にかかるメンテナンス費用を抑えられます。
横暖ルーフは、遮断鋼板と断熱材を合わせた屋根材なので、断熱性が高くなります。
断熱性が高いと、室内で快適に過ごせるだけでなく、エアコンの使用量が減ってエコにつながります。
横暖ルーフは紫外線に強いため、色あせしにくいです。
色あせしにくいと、長く外観を美しく保てます。
横暖ルーフには、多数のメーカー保証が付いています。
例えば、色褪せや変色、赤錆は20年、穴が開くという破損の場合には25年の保証が受けられます。
横暖ルーフのデメリットには、以下の2つがあります。
それぞれのデメリットについて、詳しく解説しましょう。
横暖ルーフの価格の目安は、1平方メートルあたり6,000円ほどです。
同じ金属系の屋根では、安いもので1平方メートルあたりおよそ5,000円の商品があります。
横暖ルーフは性能の良い屋根材ですが、価格が高めになることを覚えておきましょう。
横暖ルーフは、勾配2.5寸以上ない屋根には施工できません。
傾斜の低い屋根には設置できないため、住宅の勾配がいくつか確認が必要です。
横暖ルーフは断熱性、耐久性に優れている屋根材です。
そのため、価格が高めでもコストパフォーマンスのいい屋根材と言えます。
また、耐候性も高いため、横暖ルーフは立地的に屋根の劣化に不安がある方にもおすすめです。
屋根の葺き替えにかかる費用を知りたい場合は「屋根の葺き替え事例や費用、メリットやデメリットをチェックしよう!」も確認してみましょう。
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