「洋瓦ってなに?」
「どんな特徴や種類がある?」
こういった疑問を持つ人は多いでしょう。
洋瓦は、ヨーロッパ住宅で多くみられる赤色の屋根瓦です。
ヨーロッパ風のおしゃれな住宅になるため、屋根リフォームで選ぶ方も多いでしょう。
この記事では、洋瓦について以下のポイントを解説します。
読むと、洋瓦の特徴やメンテナンス方法が分かり、納得のいく屋根リフォームができるでしょう。
ここでは、洋瓦の特徴や種類について説明します。
洋瓦最大の特徴は形状と色味です。
重厚感のある和瓦と比べて、形がシャープで洗練されたイメージになります。
特徴的な形状から、一目で洋風住宅と分かるのも魅力です。
オレンジやブラウンなど色味のバリエーションがあり、好みに合うものを選べます。
洋瓦の代表的な種類は、下記2つです。
スペイン瓦は、S字型で凹凸感がある形状の洋瓦です。
形がはっきりしているため、洋風住宅のイメージを強く印象づけられます。
フランス瓦は、フラット型の形状ですっきりした印象の洋瓦です。
スペイン瓦に比べて凹凸感がないため、シャープで洗練された洋風住宅を演出できます。
洋瓦のメンテナンス方法は、下記3つです。
詳しくチェックしていきましょう。
洋瓦の材料は、主に粘土タイプとセメントタイプの2つです。
粘土タイプは、色味が混ぜ込まれているため色あせがほとんど無く、塗装メンテナンスが不要です。
セメントタイプは、10~15年周期で塗装メンテナンスが必要です。
塗装メンテナンスが面倒な場合や、粘土の色あせに魅力を感じる場合は、粘土タイプを選ぶと良いでしょう。
洋瓦は、役物(屋根端部をおさめる部材)や軒瓦(屋根頂部をおさめる部材)を取り付ける際、漆喰で固定します。
そのため、漆喰の剥がれや崩れがあれば、早期に手直し(詰め直し)することが重要です。
漆喰の劣化は、役物や棟瓦の並びが「曲がっていないか」を目視で判断できます。
特に棟瓦は、屋根の頂部にあり風雨の影響を受けやすく、漆喰の固定が弱くなりやすいです。
役物や棟瓦の落下は、第三者に危険を及ぼす可能性があるため、不安を感じる場合は専門業者に点検を依頼するとよいでしょう。
洋瓦に割れやズレがある場合は、部分的な葺き替えが可能です。
ただし、部分的な葺き替えを繰り返すと、固定部の耐久性や防水性が低下します。
葺き替える範囲が大きい場合や、過去に葺き替えを行っている場合は、全面葺き替えも検討しましょう。
洋瓦の耐用年数は、40~60年が目安と言われています。
ただし、セメントタイプの場合は10~15年で塗装メンテナンスが必要です。
洋瓦を長く使うには、塗装メンテナンスや漆喰補修、部分的な葺き替えを適切なタイミングで行う必要があります。
漆喰補修や部分的な葺き替えは、繰り返すと周囲の劣化を進行させてしまい、かえって工事費がかかる恐れがあります。
そのため、一定範囲の漆喰補修や部分的な葺き替えが生じる場合は、耐用年数を目安に全面葺き替えを検討するとよいでしょう。
洋瓦は、ヨーロッパ住宅で多く見られる赤色の瓦で、形状と色味に特徴があります。
洋瓦の種類には、スペイン瓦とフランス瓦があり、形状の違いから住宅の印象を変えることができるでしょう。
洋風瓦のメンテナンス方法には、塗装や漆喰補修、部分的な葺き替えがあります。
部分的な葺き替えを繰り返すと結果的に工事費が高くなってしまうため、耐用年数40~60年を目安に全面葺き替えを検討することをすすめします。
「屋根瓦で人気の色は?色選びのコツや熱の吸収効果もチェック」ではデザインや省エネの観点から人気の色を紹介しています。
気になる人はチェックしてみましょう。
街の屋根やさんご紹介
街の屋根やさん鹿児島店の実績・ブログ
会社情報
屋根工事メニュー・料金について
屋根工事・屋根リフォームに関する知識
Copyright © 2016-2024 街の屋根やさん All Rights Reserved.