それではメリットに引き換えどのようなデメリットがあげられるでしょうか。
・雨漏りのリスクが高まる
残念ながら入母屋屋根は雨漏れのリスクが高まります。
雨漏れは取り合い部分から水が漏ってしまうことがほとんどですが、
入母屋屋根は形状の関係上どうしても取り合いが多くなってしまいますので、
雨漏れの発生は入母屋屋根の場合は施工する人の腕にかかってきます。
しっかりと実績があり信頼のできる人に頼むことオススメしています。
・施工にコストがかかる
施工にコストがかかるのもデメリットの一つです。
入母屋屋根の特徴的な形状は瓦の枚数もおおくなり、
入母屋屋根を施工できる職人も年々少なくなっています。
構造が複雑なため施工日数も増えますのでコストがかかります。
・耐震性の不安
メリットで出てきた重量感ですが、実際に材料が多くありますので
重みも他の形状に比べ重くなります。
そのため耐震性という面では不利になる可能性もあります。
しかし、現在の家は耐震性に優れ地震に強い建物がほとんどです。
神経質になるほど心配する必要はないと思いますが、心配な方は
耐震テストなどを行い構造を一度見直してみると安心できるのではないでしょうか。