塗料の原料の1つである顔料を「高緻密無機シールド層」「高緻密有機シールド層」の二層で包むことにより紫外線の影響を抑制してくれています。
無機質や有機湿といわれてもなかなかピンと来ないのではないでしょうか。
簡単に例をあげるあげると「無機質は陶器などの外に置いていても劣化しないもの」
「有機質はペットボトルなどのように外に置いているとボロボロに劣化してしまうものを指します。
またそれだけではなく、この顔料のまわりにある樹脂の中に光安定剤(ハルス)を組み込んでおり、
そうすることにより、2つの層で守っていた劣化因子が外に出てきてしまったとしてもこの光安定剤
がキャッチして劣化陰因子の働きを抑制していきます。
劣化因子が発生しても劣化因子を抑制することで塗膜の劣化の進行を抑えることができるんですね。
このようにして耐久年数を長く保つために塗料は年々改良されてきました。