屋根の傾きの大きさによって特徴が変わります。勾配別の特徴とは・・・
屋根の勾配について考えたことはありますか?
家を建てたとき営業の進めるままに屋根の勾配を決めている人も多いいのではないでしょうか。
実は屋根の勾配によって家に与える影響は大きく変わってきます。
今回は勾配によってのメリットやデメリットなどの特徴を紹介していきたいと思います。
勾配が0ということは勾配がない状態になります
。屋根の形状としては陸屋根(りくやね・ろくうやね)と呼ばれている屋根の形状になりますね。
陸屋根は屋根を屋上として使いたいという方などに多く使われており、
2階のベランダスペースを多く確保することができます。
洗濯物を干したり、屋上にいすを置いてゆっくり休憩するスペースも確保できます。
屋上の床は防水が施されていますが、定期的なメンテナンスが必要となっており
10年に一度ぐらいのペースで防水工事を行う必要があります。
防水工事は通常の塗装に比べると価格が上がってしまいますので頭に入れておくといいかもしれませんね。
比較的小さい勾配の場合は緩やかな斜面のため、メンテナンスを行う際施工しやすく
面積が小さいため安価に抑えることができます。
ただ、勾配が小さいため水はけが悪く湿気が屋根に残りやすいという欠点がありますが、
ガルバリウム鋼板などの水はけが良い屋根材を使用することにより、改善することができますので、
勾配が小さい屋根にする場合は屋根材の選択をしっかりと考えましょう。
コロニアルや瓦屋根を使用している家ではほとんどが当てはまるのではないでしょうか。
最も使用されているこの勾配はデザインも豊富のため、自分気に入ったデザインが見つかるのではないでしょうか。
逆にとらえると、人と同じような屋根になってしまいがちなのもまた、事実ですね。
6寸以上ある屋根はデザイン性が高く、水はけがいいため雨漏れの発生は少ないです。
屋根裏部屋がある場合は屋根裏部屋の天井を高く取ることができますね。
屋根工事を行う際は通常の足場のみでは難しく屋根専用の足場も追加で施工していく必要があります。
屋根の工事を行う際はその分価格が上がってしまいます。
さらに、風が吹くと屋根にあたる面積が多いいため、耐風性が減少してしまいます。
勾配によって特徴が違うことが分かりましたか?
家を建てるとき、リフォームを行うとき参考にしてみて下さいね。
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