「パラペットって何?」
「屋根のパラペットを設置する費用はどのくらい?」
こういった疑問を持ってはいませんか?
この記事では、屋根のパラペットについて紹介します。
具体的には以下の内容を解説します。
屋根にパラペットを設置したい場合や、メンテナンス方法がわからない人には最適の記事となるでしょう。
パラペットとは、屋上の端に取り付ける低い手すり状の壁のことです。
平らな屋根である「陸屋根」や、「屋上」には取り付けられていることがほとんどです。
パラペットには転落防止と防水効果があります。
屋根の端にパラペットを設置することで落ちないようにしたり、パラペットの上に手すりをつけたりできます。
また、雨水が外側から屋根の上に入りにくいようにしたり、屋根から雨水が外壁へ流れ出るのを防いだりする役割があります。
屋根に溜まった雨水はパラペットがなければ外壁を伝って地面に流れてしまい外壁が劣化しやすくなります。
パラペットを設置することで外壁の劣化を防げるのです。
また、屋根と壁の接合部は隙間ができると雨漏りしやすくなります。
このため、パラペットで壁を立ち上げることで接合部の隙間を埋められるのです。
このほか、陸屋根や屋上から落下しにくくなるメリットもあります。
パラペットのデメリットは通気性が低下することです。
パラペットの頂点には雨漏り防止のために笠木というカバーが取り付けられています。
笠木が外壁との隙間を埋めてしまい、通気性を低下させて結露の原因となってしまうのです。
結露対策のために、パラペット部分の通気性の確保は工事の際に必須となります。
パラペットは、陸屋根や屋上がある建物におすすめです。
傾斜がある屋根でもパラペットは設置できますが、その際には屋根の雨水が流れる部分にはパラペットを設置しない事が多いです。
パラペットの設置は基本的に新築時におこなうため単体での費用相場というものはありません。
追加で設置する場合は足場が必要となるため、最低でも30万円を超えるでしょう。
メンテナンスに必要な費用は1平方メートルあたり6,000円程度です。
パラペットを屋根に追加で設置する際には3つの注意点があります。
実績不足の業者に依頼すると施工不良によって雨漏りする危険性があります。
工事は自社施工をしている会社に依頼しましょう。
自社施工とは、依頼を受ける会社と工事する会社が同一ということです。
リフォーム業者には、依頼だけを受けて工事は下請けに委託する業者が多いです。
下請けを使う業者だと仲介料がかかるため工事費用が高くなります。
パラペット部分をどのように防水するかを業者に確認しましょう。
特に笠木と外壁の通気性や、屋根の上の雨水の排水をどのようにするかは雨漏りや結露を防ぐ上で重要です。
陸屋根や屋上のある住宅では、パラペットは雨漏りや外壁の劣化を防ぐ上で重要なパーツです。
設置してからも定期的にメンテナンスを行い、雨水がもれないように注意しましょう。
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