読むだけでわかる切妻屋根の特徴や傷みの発生しやすいところ
屋根の形状は何通りもあり、屋根の形状によりイメージや雰囲気が変わることはもちろんの事、
メリットデメリットまでが変わってきます。
今回は「切妻屋根」について考えていきます。
そもそも切妻屋根とはどのような形かわかりますか?
切妻屋根は一番高い棟部分から斜めに下におろした二面で構成されている本を真ん中から
開いたような屋根の形の事です。
絵で家を描く際は切妻屋根を書く方も多く、とても多く流通している屋根の形状となります。
切妻屋根のメリットとしてはどのようなものがあげられるでしょうか。
・雨漏れが発生しにくい形状の一つ
雨漏れの一番の原因となっているのが取り合いの部分になっています。
「屋根と壁」「屋根の面と面の谷部分」などがですね。
しかし、切妻屋根は2つの面で出来ていることから、取り合いが少ないため雨漏れも確立も「グッと」
下がるということですね。
・施工の費用が抑えられる
理由としては雨漏りの際と同様にシンプルな形のため取り合いが少なく材料費も他の系上に比べ
すくなく、また施工できる職人も多いですね。
メリットとは反対にデメリットはどのようなことがあるでしょうか。
・個性がでにくい
多く流通しているということで、個性を出すことが難しくなります。
屋根材や色をうまく使えば十分個性を出すことができますが、
屋根材によっては費用が高くなったり
色決めではセンスが必要だったりします。
・妻部分が弱い
妻部分とは屋根のない外壁部分の事を指しますが、屋根材がないため雨ざらし日ざらしであり
屋根との取り合い部分になりますので、水の侵入の確立が上がります。
切妻屋根のメンテナンス方法は屋根の材料によって変わってくるので
屋根の形状独特のメンテナンス方法はあげられないでしょう。
シンプルなため取り合いも少なく全体的な傷みや軒部分や妻部分の傷みを見るのは必須ですね。
「切妻屋根」は世界で使われている屋根形状の一つで、日本でも多くの家が取り入れています。
シンプルな形状のため、雨漏りが発生することも少なく、
施工にかかる保養も抑えることができる形状の一つです。
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