「軒」とは?軒がある家と軒がない家のメリットとデメリット
「軒」とはご存知でしょうか。
家の造りによっては「軒」が「ある家」と「ない家」があります。
今回は「軒」に関してどのような部分でどのような役割があるのか。
「ある家」「ない家」のメリットデメリットをご紹介していきます。
軒天とは、屋根と外壁の繋部分にあたる屋根の裏側の部分を指します。
写真の部分です。
軒の大きさは決まっておらず、軒がない家もありますし、
長くて1mほど出ている家がありますが一般的には50~80㎝出ていることが多いです。
実は重要な役割を果たしている軒ですが、知らない方も多くいらっしゃいます。
◎日差し・雨水から外壁を守る
◎屋根裏の換気として使用される
◎延焼防止
などが挙げられます。
軒がある家のメリットとデメリットがそれぞれありますが、
メリットは役割で上げた通り、
◎日差し・雨水から外壁を守る
◎屋根裏の換気として使用される
◎延焼防止
があげられます。
軒が出ていることで日差しが直接室内に入ることや雨が吹き込んでくることを
防いでくれます。
更に、屋根裏は自然換気を行うことがほとんどですが、軒部分に取り付けることもあります。
また、棟が外に出ていることで、延焼防止にもつながります。
デメリットとして挙げられるのは、「長すぎるとデザイン性が良くない」と言われております。
頭でっかちの屋根に見えてしまうため、バランスが悪いですね。
軒がない家をみたことがない。という方もいらっしゃるかもしれません。
軒を出さない家が設計され始めたのは割と最近のようにも思います。
建ててから年数が経過している30年程度のいえではほとんど見られません。
メリットとしては
◎スタイリッシュなすっきりとしたデザイン
◎建築基準法の関係により軒がない方が敷地に対して多くの居住スペースを確保できる
◎コスト削減
などが挙げられます。コストの関係やデザイン性を重視して軒ナシにする方が多いようです。
◎雨漏れしやすい
◎外壁材の劣化が早い
◎日差しが強く暑くなりやすい
などが挙げられます。
「軒」についてお分かりいただけたでしょうか。
最近では軒がある家、無い家がありますが、家の耐久性などを考えると
「軒はある方が良い」と言えるでしょう。
軒があると雨漏れがしないというわけではなく、軒が劣化していると雨漏れが
発生していることもあります。
詳しくは「あわせて読みたい記事」よりご紹介しておりますので、
是非参考にしてみて下さいね。ありがとうございました。
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