「屋根のドーマーってなに?」
「どんな役割がある?」
「リフォームの時にどんなことに気を付ける?」
こういった疑問を持つ人は多いでしょう。
屋根ドーマーとは、屋根裏を有効利用するために取り付ける、屋根から突出した窓です。
ヨーロッパ建築に特に多いでしょう。
屋根勾配に合わせて取り付けるトップライトとは異なり、屋根ドーマーの形状そのものが魅力の一つとなっています。
この記事では、屋根ドーマーの役割や注意点、リフォームのポイントを解説します。
読めば、屋根ドーマーの役割や利用時の注意点がわかり、リフォームに役立てることができるでしょう。
屋根のドーマーには、屋根裏の住環境が向上することやヨーロッパ建築風の外観づくりといった役割があります。
以下では、屋根ドーマーの役割のほか利用時の注意点も説明します。
屋根ドーマーの役割は以下の2つです。
屋根ドーマーの最大の役割は、屋根裏の住環境を向上することです。
具体的には、屋根ドーマーの窓から採光や通風、換気を行うことで、屋根裏スペースの住環境を向上できます。
屋根ドーマーは、ヨーロッパ建築風の外観をつくる目的で利用することもあります。
「突出した窓」の形状そのものがヨーロッパ建築をイメージさせるため、外観の好みから屋根ドーマーを選ぶ人もいるでしょう。
屋根ドーマーを利用する際の注意点は以下の2つです。
屋根ドーマーは、屋根との取り合い部分が複雑になるため漏水リスクが高いです。
また、「突出した形状」のため強風の影響を受けやすく、めくれや破損が起きやすい部位といえます。
他にも、ソーラーパネルや温水器などが設置できないデメリットがあります。
屋根ドーマーを取り付ける際は、ほかに屋根で利用する製品がないか事前に確認すると良いでしょう。
リフォームにあたっては役割や注意点をふまえて検討する必要があります。
ここでは、リフォームのポイントについて、以下の3つを説明します。
詳しくチェックしていきましょう。
屋根ドーマーは、屋根との取り合いが多いため同時にリフォームするのが一般的です。
そのため、屋根の劣化状態を確認してドーマーのリフォーム時期を判断すると良いでしょう。
屋根ドーマーは屋根の劣化状態を確認する際に「点検窓」としても活用できます。
屋根ドーマーは、屋根の勾配によっては雨漏りしやすいため、防水対策を念入りに行う必要があります。
防水対策は、板金(金属板の加工)やシーリングが主であり、職人の腕に左右されるため実績のある信頼できる施工業者を選ぶことがポイントです。
屋根裏は、太陽熱の影響を受けやすい屋根面に近いため、室温が上がりやすい場所です。
ガラスは断熱性が低いため、屋根ドーマーで使われる「窓ガラス」は屋根裏の室温を上げやすい要素となるでしょう。
そのため、屋根リフォームに合わせて屋根ドーマーのガラスを断熱性の高い「ペアガラス(2重ガラス)」や、「トリプルガラス(3重ガラス)」に変えることを検討してみましょう。
また、屋根ドーマー突出部の屋根や外壁にも断熱材を入れることで、より屋根裏が過ごしやすくなります。
屋根ドーマー窓には「屋根裏の住環境を良くする」ことや「ヨーロッパ建築風の外観」といった役割があります。
一方で、漏水リスクや強風によるめくれ、破損の危険性が高い部位のため、信頼できる施工業者に工事を依頼することが重要です。
屋根ドーマーは、屋根と同時にリフォームするのが一般的です。
リフォームをする際は、屋根の劣化を確認する点検窓として活用すると良いでしょう。
実際のリフォームにあたっては、防水対策を確実に行い、ペアガラスやトリプルガラスを採用して屋根裏の過ごしやすさを向上することをおすすめします。
ドーマー屋根の破損時には火災保険で修理できる可能性があります。
「屋根修理で火災保険を適用する条件や費用、注意点を教えます!」も読んでみてください。
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