「屋根の棟(むね)ってどこ?」
「棟にはどんな役割があるの?」
こういった疑問を持っている人は多いでしょう。
屋根の棟は雨水の侵入を防ぐとても重要な箇所です。
この記事では、棟の修理や交換に必要な費用相場と、交換する期間の目安などについて解説します。
記事の後半では棟板金を依頼する業者の選び方もご紹介していますので、ぜひ最後までご覧ください。
棟とは、屋根の面と面が交差する登頂部にかぶせる、山型の板金を指します。
棟は雨水が建物内部に侵入するのを防ぐ役割と、熱気や湿気を逃がす目的があります。
棟板金は屋根の登頂部にあるため、風の影響でクギが浮くことがあります。
浮いてしまったクギや棟板金を補修するための費用相場は2~5万円です。
また、棟板金が台風などの強風で飛ばされて無くなったり棟板金そのものが破損していたりする場合は、新しい部材と交換することになります。
交換する場合の費用相場は10~35万円です。
棟板金の交換は15年を目安におこないます。
棟板金の交換の詳細を以下で1つずつ解説していきます。
棟板金は「ガルバリウム鋼板」という耐久性の高い金属を使用するケースが多いため、耐用年数は15~25年です。
念のため15年に1度は点検をおこないましょう。
棟板金の耐用年数は15~25年ですが、交換は15年を目安におこなうのが安全です。
なぜ目安が15年なのか、以下で解説します。
棟板金を交換する目安で最もわかりやすいのが、棟板金から雨漏りが発生した場合です。
棟板金は耐久性が高い「ガルバリウム鋼板」で作ることが多いですが、金属なので必ずサビが発生します。
サビによる腐食が進行すると穴が空き、そこから雨漏りを起こします。
棟から雨漏りが起こったら交換しましょう。
棟板金の耐用年数は15年以上ですが、棟板金を固定するクギや防水シートの耐用年数は棟板金のように長くありません。
とくにクギは鉄製ですので、棟板金より先にサビが発生します。
交換の目安が15年とされているのはクギや防水シートの耐用年数も考慮されているからです。
棟板金は風の影響を受けやすいため、台風や強風で変形することがあります。
変形した棟板金を放置すると隙間から雨水が侵入してしまい、いずれ雨漏りを引き起こすでしょう。
変形や破損が見つかるようなら交換が必要となります。
棟板金を交換する際の業者選びのコツが2つあります。
どちらもとても重要なので、以下で詳しく解説します。
棟板金の交換は、板金施工の実績がある屋根リフォーム専門の業者に依頼しましょう。
板金施工は高度な技術が必要ですので、未熟な業者に依頼すると耐用年数に満たない年数で雨漏りを起こすなどの施工不良に繋がります。
複数の業者に相見積もりを依頼すると悪徳業者を見抜くことができます。
また、相見積もりは悪徳業者を見抜けるだけでなく優良業者を見分けることもできます。
相見積もりでは、価格が高すぎる業者や、抽象的な工事内容しか出せない会社は避けましょう。
詐欺業者だったり、手抜き工事をする危険性があったりします。
屋根の棟板金施工は依頼業者を失敗すると雨漏りの危険があるため、板金の実績がある屋根リフォーム専門の業者に依頼しましょう。
また、雨漏りの場合は修理業者が異なることもあります。
すでに雨漏りしている場合は先に雨漏り修理をしてから棟板金を補修しましょう。
台風などによる雨漏りは火災保険で修理できる可能性があります。
具体的には「屋根修理で火災保険を適用する条件や費用、注意点を教えます!」をチェックしてみるとよいでしょう。
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