台風上陸のニュースが流れると、「自分の家は台風の雨に耐えられるかな?」と心配をしてしまいますよね。
戸建住宅の相談のなかでもっとも多い相談は「雨漏り」だと言われています。
家を雨風から守るためには、屋根の「防水」の性能が大きく影響します。
この記事では屋根を雨から守る「ルーフィング」についてご説明します。
防水シートとも呼ばれ、住宅の屋根には欠かせない素材です。
住宅にとって、とても重要な防水材です。
屋根が「1次防水」、ルーフィングが「2次防水」となって、屋根とルーフィングはセットで防水の機能を果たします。
屋根だけでは、雨漏りを防ぐことができません。
50年以上の耐用年数がある屋根材を使っていたとしても、20年に1度はルーフィングのメンテナンスが必要でしょう。
それぞれどのような材料なのでしょうか。
湿気は通して逃しますが、水は通さないという優れた機能を持っています。
結露が発生しやすい高断熱住宅には特におすすめで、住宅の耐久性が高くなります。
フェルトにアスファルトが染み込ませてあるので、防水性が優れています。
コストパフォーマンスが高く、もっともシェア率が高いルーフィングとなっています。
アスファルトルーフィングが改良されて、伸びや曲げに強くなり、耐久性が高まった素材です。
耐久性は改善されましたが、アスファルトルーフィングより高価です。
「非透湿系」の素材です。
アスファルトを使用してないルーフィングシートのことで、合成ゴムや塩化ビニルを原料としています。
厚さが均一なため防水性能が一定であるメリットがあります。
ルーフィングだけであれば費用は2〜10万円程度に収まるでしょう。
以下では、実際に屋根のルーフィングを交換した工事事例を紹介します。
上記の屋根の補修工事では、「改質アスファルトルーフィング」を使用しています。
2階の部屋が雨漏りして困っているお客様から連絡をいただき、さっそく現地調査に向かいました。
屋根のメンテナンスは、痛み具合によって補修工事の内容が変わるでしょう。
痛みの範囲と雨漏りの原因を、しっかり調査してから見積もりを出します。
屋根だけではなく屋根裏や建物自体の劣化も確認し、現状とこれから起こりうる不具合の予測を立てます。
今回はスレート屋根本体の劣化に加え、板金の一部分がサビていました。
サビがスレートにまで広がり、このままでは板金が浮いてきてしまいます。
浮いた板金の隙間から水が侵入したり、強風で板金が飛んだりしてしまう可能性があります。
見積もりは一部補修工事と、全体的な葺き替え工事を提案させていただきました。
完成後は、既存の防水シートよりも密着性が高く隙間からの水が侵入しにくい「改質アスファルトルーフィング」を施工しました。
ルーフィングは、屋根を剥がさない限り目で見ることはできません。
雨から家を守る最後の砦なので、住宅の劣化や寿命に影響する建材です。
住んでいる地域の気象と屋根の形状に合ったルーフィング選びは、信頼できる施工業者に相談することをおすすめします。
エスケーハウスでは、鹿児島県や宮崎県の風土に適した屋根工事をしています。
地域NO.1の販売実績がある会社ですので、安心して依頼できるでしょう。
鹿児島県や宮崎県で屋根リフォームを検討している場合はぜひエスケーハウス株式会社にご相談ください。
このほか、屋根修理の費用を火災保険で安くする方法は「屋根修理で火災保険を適用する条件や費用、注意点を教えます!」で解説しています。
街の屋根やさんご紹介
街の屋根やさん鹿児島店の実績・ブログ
会社情報
屋根工事メニュー・料金について
屋根工事・屋根リフォームに関する知識
Copyright © 2016-2024 街の屋根やさん All Rights Reserved.